今回のライブは「大正時代」ということで、お婆ちゃんからもらった大正時代の着物を着て弾くことにした(新聞社のN部長、アイディアありがとうございます!)。
ので 当日は朝10時頃から着物を着て、帯も締めて、それで練習した。
きつくて苦しくて、動きにくくてのびのびと弾けない。
おまけに足袋が一足みつからなくて・・・ソックスで。
着物を着ていったら 早速お年寄りの方たちに目に留まったようで「まあ、なつかしい着物ね」といわれた。お召し、人絹、矢絣、とかいろいろ言われた。
私は着付けがへたくそで、おはしょり(おはし折り?)のところがいつもゴロゴロする。
今回もゴロゴロしていたら、早速ご婦人たちの目についたようで、上手に着るコツなどを教えていただいた。
結果は、着物を着て大正解。N部長! ありがとうございます!
いつもバイオリンの伴奏をする会場の方たちより、はるかに平均年齢が高く、あまり小難しいクラシックは弾かないように、明治大正時代の曲も交えた。
開始時間の2時半になると、食堂に続々と人が集まり・・いきなり古い曲からはじめるのも何だと思い、洋楽からアレンジして曲をつないだ。全部で5曲メドレーにした。が、一曲が終るごとに拍手をした下さるので、間を空けて弾いた。
我は海の子、どんぐり、
うらしま太郎を弾いていると後ろから小さな歌声が聞こえてきた。よかったなあと思った。
(でも途中で転調させていたので、次回からは転調なしに曲を完走することに)。
今日は「上手に弾こう」という思いではなく、ピアノの敬意を持って丁寧に弾こうと決めていた。
あまり一度にたくさんの音を弾くと弦が共鳴するので気をつけてはいたが、やはり途中で音の濁りが気になり、慣れない着物でペダルの操作もやりにくく、そんなことばかり気にしていたら気が散ってしまった。
よいライブが出来たと思う。
支配人も「こんなに聴きに来るとはおもわなかった」と。
あんなにじっくり聴いてくれて本当に嬉しかった
。
聴いてくださった方たちに感謝。
お世話をして下さったかたちにも感謝。
応援して下さったAさん、Rさん、Yさんにも感謝。
父母にも感謝。
そしてブログでいつも応援して下さる皆さん、本当にありがとうございました。
曲の提案をして下さったニーナさん、ありがとうございました。
これからも、厳しく暖かく見守ってください。
次は、教会のクリスマス礼拝後のミニコンサート。何着ようかな。
同じ日に初めてのストリートライブ。何着ようかな。
キーボードだけのストリートライブっていうのは、宮崎では初めてかも。