てくてく歩く ぷくぷく笑う 

自分の歩幅で、自分の速さで歩いていこう。今日はどんな日、明日はどんな日。毎日てくてく、こつこつと。

+ - = 0  の 音楽原理

2014年12月04日 21時02分07秒 | 音楽

18日の全国大会を控えて、先々週 レッスンを受けてきました。

今回は、作曲家に固執したコンクールではなく、「祈り」を大会名にしたコンクールで音の美しさ 音楽性 表現力を重視しているそうです。

ので、ショパンの演奏法はもちろん重要ですが、美しいショパンを私の中のテーマにして練習をしています。

というか、レッスンでいろいろ指摘され、その箇所がもっともな指摘でした。

ので、先週はステージコンサートや作曲でコンクールの練習に身も心も入りませんでしたが、今週から本格的に取り組み始めました。

遅い。か。

 今週は、まず 今まで弾いてきた奏法を部分的に崩しました。

例えば「5」という速さで弾くところを、私が「7」で弾いていて、そのことによって5つの音に聴こえないとした場合。

 いきなり「5」の速さで弾こうとしても、もう永いこと弾いているので、体がどうしても「7」で弾いてしまう。

 その場合、私は「+ - = 0」という私の哲学で 「5」を「0」にしてしまうためには。

 「3」で弾いて それを体に覚えさせる。でも、完全に覚えない頭なので、「3」で弾いて丁度「5」になるかな~。

 で 今週は 崩して弾くワルツ。実にぎこちない。でも、10回のうち 2回は何とか「5」で弾けるようになった。あと 8だ。

 

  次の曲は、「森の中の散歩」をイメージすることにしました。 風が木々の枝を揺らすように。その枝がハープと思って。 

  「風がハープを奏でる」 なんて素敵なイメージでしょう。 そんな森の不思議な出来事を描写するように弾こう。

  ほかに、右手のメロディの音を耳で拾う練習。そしてメロディアスに。さらにメロディアスに。重箱の隅っこをほじるような「耳」で自分の音を聴きます。その際、耳は別人で文句ばかり、意地悪な姑の気分でダメだしばかりをします。

  まだまだだなあ。

 

 最後の曲は 泣けるくらい感情をこめて。だけど 淡々と凛々しく。 

 

 というわけで、今日は「みやまコンセールで」11時から5時まで 久しぶりにコンクールの練習をしました。