この前のコンサートで「トラウマ的存在」だったモーツアルト。
何とか挑んで乗り越えたいと思っていましたが、やはり前半で転んでしまいました。
原因はわかっています。速く弾きすぎた。
きっと、乗り越えたいという気持ちが焦りとなってしまったのです。
コンサートが終って「もうモーツアルトは弾かない」と言い切ってしまいました。思わず。
でも、それは負けを認めることになるとすぐに思いなおし、家に帰って転んだ箇所をポロポロ弾きました。
やっぱり弾けない。
そう思った4日後。小林市であった「コスモス祭」で懲りもせず弾きました。
前より弾けましたが、若干危うい。
その日の夜、真幸中学校でのコンサートでも、弾きました。
最初から 肝を据えて 腹を括ってゆっくりと。余裕を持たせて。
弾けました。
翌日 確かめるためにちょっと弾いてみました。弾けました。
もう モーツアルトは怖くない。と 少し自信を持ちました。
失敗したら、あと2・3回失敗して。そしたら肝がすわるというものです。
投げ飛ばされたら 投げ返す。
ただし 一番おおきな本番で投げ飛ばされる失敗は ダメですね。
心に刻む。