安川加寿子記念コンクール 終わりました。
(安川加寿子先生は、日本のピアノ界の先駆者です。古典派から印象派までそれは厳しくも素晴らしい日本のピアノ音楽の基礎を築かれた方です)
本当はあった、凄い世界にあまりたじろぎも感じずに冷静に、のびのびと弾けたと思います。
特に、Chopinのエチュードは今までで一番の出来でした(3音 ミス)。
当初の予定では一人15分ということで、月光の3楽章の盛り上がり部分で力いっぱい弾くつもりでしたが、エントリーが予想の2倍程度まで増え、急きょひとり8分に。
約半分の演奏時間は想定外で・・・とか言い訳を言っても、8分の演奏で審査員の先生方にはすでにおわかりのようでした。
3楽章は右手が緊張してしまい、指をコントロールするのに苦労しました。
とても良い経験になりました。
えびのに来て、突然ピアノを再開して、突然コンクールに出だして、手ぶらで帰ったことがなかった。
本当のピアノの世界を知らずに、現役のピアニストと同じ土俵に立ってしまった。
でも よかった。
たくさんの先生方に聴いて頂くことができ、たくさんのピアニストの方たちに私のピアノを聴いていただくことができた。
やっぱり・・・籠ってないで打たれに外に出よう。
*審査員の方から、宝物のようなメッセージを頂きました。迷うことなく弾き続けます。