「もうすぐ織り上がりね」
教室内のみんなが気にしているのは浅井さんが織っている
ブルーの綿レース織りである。
「なかなか進まなくて」
”竹島の畔で機織り とはなんて優雅な楽しみだろう”
そんな至福なひと時をと…、思いきや 一心に織機に向かう日々である、
煩雑なレース織りに挑戦した浅井さんがついに綿マフラーを完成させました。
織物とはいえ隙間を空ける作業は編み物の様でありますが
織機を使い経て糸と緯糸を交差させて織っている織物です。
長い時間を費やして織り上げた綿レース織りは今の時期から使えます。
そして、ついに完成しました。
長い時間を費やして織り上げた綿レース織りです。
「誰かにあげますか?」
の問いに
「誰にもあげません」
と答えが返ってきました。
一本一本丹精を込めて作った物は、物作りをする者でなければ味わえない達成感であり
出来上がったものは世界で一つのオンリーワンである。
素晴らしい出来です、誰にもあげられないイッピンが出来上がりました。
さっそく身につけて喜びの記念撮影の浅井さんです。
おめでとうございます。