先日は綿の種植えを終えて一息ついた三敬(株)社員のTugeさん
今日は綿畑の手入れをしてから機織りの勉強です。
自分で考案した織物意匠図を実際に織り上げたらどの様に織れるか
そんな課題に取り組んでいる
「間違えたところもあるから」
と言って織り上がった布を眺めた。
自分で考案した意匠図が織物に変わる時
方眼紙から現実の織物が現れる時、想いとは違う織物が現れたり、
想像以上の織物が現れた時ワクワクする気持ちは、
織物のノウハウ雑誌などから得たものとはちがう醍醐味を味わっている
「ここはいいけど、ここはイマイチだわ」
と。本人は反省しきりだが、
「全部が完璧とはいかないがこうして織ってみたら想像以上の物もあり、
何が良くて何がいけないか よく分かりました」
Tugeさんは、物作りの原点の綿畑と織物の原点の手織を同時に行なっている、
綿ばたけの芽吹きもはじまり、梅雨、高温、乾燥、台風、などなど
大自然を相手に綿の木と織物修行が同時に進行する毎日が現実となって来た。