「バッグのベルトを作りたいです」
の一言から始まった。
「信州の真田に古くから真田紐という織物がある
和調の織り方だが日本の味わいのある織物だが織ってみるかい」
織り幅は3センチ程だが、戦国の武士の使用に耐える強さが魅力である
「私はバッグの紐に使います」
とOsukaさんは言いますが、私は織れて来る真田紐に魅せられてしまった。
他の生徒たちも触ってみては
「わー!凄い、固く丈夫そう」
「緯糸一本通るごとに板筬で締め上げてるから」
一本通してはグイッと締め上げながら織るOsukaさんも自分の世界に没頭だ。