TAKE-LOG 竹ログ

TCC竹島クラフトセンター、6人の家族旅行で手織り体験

6人の家族旅行で蒲郡竹島へ来てくれました。
全員体験したかったのですがあいにく準備が出来ている織機が5台だったので
5人様に織っていただくことになりました。



お父さんを残して5人の手織り体験です。
自分の好きな色糸を選んで手織りが始まりました。

「この板を上げたり下げたりして経糸を動かしながらシャトルを通して
 織物の基本組織の平織りを織っていただきます」

「なんか難しそうだわ」
「大丈夫だよ、凄く単純な動きだから」



「織れてきたよ」
「あら、綺麗だわ」

だんだん慣れてきたら筬を打つ音も大きくなり
織る様子もリズミカルになってきました。

「おー、すっかり職人ですね」
の声に一同どっと盛り上がり楽しい機織りになりました。



そして最後に房作りに入ります。
「大きな輪を作ってその中を通して、縛り瘤を指でつまんで…」

なかなか出来ない大人もいる中で子供達は上手にできました。

「おめでとうございます」
全員コースターの完成でした。



[物づくりは人づくり]
竹島の手織り体験はたった一枚のコースターづくりではあるが
物を作る行為を通して、物を作る人の心と、物が成り立つ原理と、
それに関わる歴史と文化を知ることができる。

そして体験者が日常消費活動の中で物に対する拘りを通じて、
なぜ国産品であるか、なぜその土地の地域ブランドであるか、
を感じてもらうことが大切だと考えている。

さて、私自身もやらねばならない事が山積みなのだが…、 
”職人として命があるかぎり創れる事が幸せ” なのだ。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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