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TAKE-LOG 竹ログ

私の和綿と糸紡ぎ

生徒のOguraさんが手紡ぎの作業中である

ご自分の畑で植えた綿で糸を紡いでいる

 

「どのぐらいの糸が出来るでしょうか」

「紡ぐ糸番手で糸の長さは変わるが、重さは変わらないから

綿の重さの糸が出来るでしょう」

 

一心込めた糸紡ぎの作業は心の修行にも似て忍耐と努力の作業だ

そしてより美しい物を作るという修業にも似て

「作業の手順の改良に改良を重ねて理想に近づく作業が続く

綿が糸に変わるところに目も気持ちも集中して、

綿と相談しながら手と車を操作する、

自分の想いだけでは目指す糸は出来ないから

綿と会話しながら引いて下さい。

 

人間の身勝手な現在のご時世だが、

綿と自分の心の会話が出来たら楽しい、

と想いながら私は糸を紡ぐ

その作業は、ドラマの連続である

完成を夢見て それは終わりのない旅と似ている


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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