先々週から織り出した手織教室のOguraさんの作品です。
家の畑で採れた和棉を自ら手紡ぎをして織り込んでいます。
「初めて紡いだ糸なので凸凹です」
と、言いながら丁寧に織っています。
4枚綜絖を使用してダイヤ柄を織り出しています。
「柄が見えたり見えなかったりです」
ダイヤ柄が消えたり現れたりと絣状に織り出されています
ナチョナルな紋様で良い感じで私は好きです
作ろうとしても作れない織物が現れて、2度と同じ物は出来ません
私達の生活は大量に生産された同じもので、
寸分狂いのない物で社会は構成されています。
ところがこの織物を見ているとそんな社会から脱したように自由に表現されて、
同じところは無い自分だけの世界を作者のOguraさんは楽しんでいた。