今日は三河木綿の種から芽が出た話をしよう
毎年蒲郡市内の小学校の三河木綿手織教室の授業で綿の種を蒔く為に
三河木綿の種を藁灰液に漬けておいたら3日目には写真の様に
種から根が出てきました。
小学校には弓ヶ浜由来の和綿を蒔いてのですが、竹島クラフトセンターに植えた種子は、天竹神社由来の三河地綿(三河種)を育てています。
三河地綿は綿の原種に近く、綿毛は太く短く縮れ、他の和綿と遺伝的に交配しないので、崑崙人の三河木綿に近いのではないかと過去26年間植え続けています。
棉はアルカリ性の土壌を好むので私は藁灰の液に浸けてから植える様にしています。今年も元気に芽をだしてくれました。
店の前のプランターで双葉から本葉が出て来て虫にやられる双葉から成長して
一安心である
(上の写真は葉脈も葉の付け根も青いので三河地綿、歯は三つに分かれている)
3年目になった三河地綿の木から芽を出した葉も大きくなったので
葉の剪定をしました。
一本の木から3年連続で育てているが、多年草の綿だが
連作障害か4年目は育たない
(この写真の葉は葉脈の付け根が赤く葉が5つに分かれているので和棉である)