今日は自分で紡いだ羊毛を織り込む作業を始めたOguraさんを紹介します。
羊毛の色を選び出しカーダーに掛けて糸に紡ぎ続けて数週間になります。
「どの位い紡げばいいでしょうか」
必要なだけ紡ぎましょう、
「足りなかったらどうしよう」
足りなかったらまた紡げば良いでしょう、
「そうですよね〜」
と、師匠とのやりとりで一件落着、
紡いだ糸の球を一つ織機に置いて機織りが始まりました
組織は２／2の綾織です。
「わー！良いですね〜」
と、本人のOguraさん
手つむぎ感満載の織物が現れてきました
綾織のボリュームが溢れ、手紡ぎの糸のナチョラル感が
たまらない織物になって来ました。
「ワクワクしますね」
これでスーツを作ったらいいね
買いたくても買えない織物だから
本当に何にしようかしら、
織るほどに夢が広がるOguraさんです。
長い紡ぎにかけた時間が今織物に代わってこの世に現れ
羊の自然を紡ぐ醍醐味なのです。
「どんどん織れて楽しい」
「自然感がたまらない、嬉しい！」
とOguraさんの夢が現実になって現れて来ました。
