今日も機織り修行、1反織るまで終われない修行だ。
それも最初から最後の一本まで同じ織り方をしなければならない
今日の気分で織るわけにはいかないが人間の行為はそうはいかない、
織り込む糸の緩みも、ムラも、人間だからできる出来る布の
暖かさであり、柔らかさであり、優しい布を生み出すのである。
手織りは平静心の持続を要求され、集中力を求められる作業である。
人間の一本の手が紡ぎ 織り 編み
よじる、ひねる、つねる、撫でる、
細い糸を手で分ける、指先で繊維を識別し
目に見えない物を感じる感覚を備え
その手から新しい物が生み出される。
やがて人工頭脳が開発されて人間の代わりになるという、
それは手から物を作り出したことが無い人間が言うことだ、
やがてロボットで作りすぎたロボット達が戦争をやらかす時代も・・・心配だな