これは、横須賀市追浜にある「第三海堡遺構展示場」です。
関東大震災で損傷し、放棄された海上要塞、第三海堡ですが、戦後、東京湾航路の暗礁と化していたため、国土交通省によって撤去されました。
そのなかで、歴史的・土木工学的に貴重な遺構を保存・展示しているもので、現在管理は横須賀市が行っています。
3つの遺構が展示されていますが、右手は15センチカノン砲台砲側弾薬庫、左手前は10センチカノン砲台左翼観測所・砲側弾薬庫、奥が電燈所です。
こちら、普段は外から見ることしかできませんが、毎月第一日曜日の10:00~16:00までは中に入って自由に見学できます。
また、地元のNPO法人が無料ガイドもしてくれます。
幻の東京湾要塞の遺構を味わうことができます。