連続大河ブログ 原付旅
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山神 大山祇命(オオヤマツミノミコト)の話の巻
前回は大山[だいせん]の鬼と桃太郎のお父さんの話、お茶目で間抜けな天狗達の話、こころ優しい蛇のお話でした。
調べればもっと出てきそうですね。
今回は、神様の話
といっても大山の神様じゃなくて、名前に大山って付いている山の神様のお話
山神 大山祇命(オオヤマツミノミコト)の話の巻
大山積、大山津見、大山罪とも書き
山神様です。
古事記ではイザナミとイザナギの間に生まれたとされ
日本書紀では、イサナミの最後の子供火の神のカグヅチの体から生まれた神様の1柱
別の文献には、朝鮮半島の百済から来たともあります。
スサノウがヤマタノ大蛇より助けた櫛名田姫(クシナダヒメ)お爺ちゃん
同時に天孫降臨の瓊瓊杵尊(ニニギ)の奥さんの木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と姉の石長姫(イワナガヒメ)のお父さん
後の神武天皇の曽祖父に当たります。
他にも沢山の神様の父であり、重要な神様です
以前のアダムとイヴの回にも書きましたが、天孫降臨後のニニギノミコトが岩の様に長生きするイワナガヒメとの結婚を断り、美しくも儚いコノハナサクヤヒメを選び、その後の天皇家は神の寿命を捨てて、人と同じ寿命になったそうです。
オオヤマツミノミコトを祀る神社は総本社である大山祇神社は瀬戸内海に浮かぶ愛媛県今治市大三島にあり、全国897社あります。
おなじオオヤマツミを祀る三島神社と山神社、土地の山神を祀る十二神社を合わせると、なんと4812社!
その他、小規模な社も合わせると
1万318社もあります!
神様は高いところに宿ると言うことで、山を信仰対象にしているところが多々あるそうです。
ちなみにおにぎりの原型
昔、神様にご飯を捧げるとき鋭角な円錐にし、その先に神様が宿ると考えられていたそうです。
次回 天の真名井!再びの巻
「ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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