光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

駒形橋東詰めの彫刻

2010年09月18日 | アート 彫刻

東京国立博物館の紹介は、少し休憩して仕事途中で見つけた彫刻を紹介します。



9月17日金曜日の正午過ぎ、隅田川にかかる駒形橋を渡ると、橋の東詰めに彫刻が。
高速道路の下、少し薄汚れた環境の中で、その女性の彫刻は存在感があった。
彫刻の足元に手向けられた花も気になった。  



台座後ろに銘板があり、
「昭和62年度 東京都文化のデザイン事業
休日の午後
制作 樋口 保喜」
とありました。 調べると、樋口 保喜さんは、1959年生まれで、昭和62年度というと、武蔵野美術大学を卒業して数年後の、まだ若い頃の作品です。 
後ろから見ても安定感があり、妙に実在感があります。

携帯電話のカメラで撮影。

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東京国立博物館 彫刻、絵画

2009年12月14日 | アート 彫刻

近代の美術のコーナで、いい彫刻に出会いました。
イタリアから日本に彫刻の指導できていたラグーザの「日本婦人像」です。



この女性モデルは、ラグーザの妻となった清原玉さんだと思われます。
ラグーザは1876年に来日し、1882年にイタリアのパレルモにお玉とともに帰国。 翌年、お玉と結婚しています。



博物館では、何の知識もなしにこの像を見て、ゾクっとしました。  ラグーザさんの想いが見事に表現されている。





 





 





これはシチリアでの妻をモデルにした彫刻。 (パレルモの美術館所蔵) 





有名な高村光雲の老猿。 あまり感激はなかった。





この絵画、いい雰囲気を感じました。



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普済寺墓地の彫刻その2

2009年02月17日 | アート 彫刻

見ればわかる所作の像なのだが、なんなのだろう違和感がする。



卒塔婆のせいか、暗いムード。



この写真もコワイ感じがする。 
本シリーズは写真としてはあまり見たくない部類となった。(撮っておきながら)




ワンコをおまけでつけて、ムードを変えましょう。

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普済寺墓地の彫刻

2009年02月16日 | アート 彫刻

普済寺の国宝撮影の時、見つけた彫刻です。
墓地の中にあり、碑名もなく何のためのものか、よくわかりませんが
不思議なムードがあったので写真に収めました。



黒御影石には、普通、碑文が入るのでしょうが何もありません。
つるつるの御影石に映る梟(ふくろう)も含め、何となく不気味に感じました。
墓地のなかというのもあるかもしれません。
作成途中で何かの理由で中断したのかだろうか?



可愛い子供の姿なのですがなにか悲しいものが感じられる。




彫刻そのものは力のある方が造ったものだと思います。

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