光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

能面、能衣装 東京国立博物館(2015.6.20と7.19)

2015年08月30日 | アート 能

トーハクの能と衣装の紹介です。

 

能面が印象的でした。  能面 増女(ぞうおんな) 

古い記事に紹介したものがあります。

 

 

6月19日撮影。

 

 

衣装と対の展示です。

 

 

 

天女の舞の面、衣装、そして手前に冠。

 

 

こちらは7月19日撮影。

 

 

見応えのある能衣装です。

 

 

作品名は右から

唐織  紅緑段御簾色紙短冊萩模様  江戸時代・18世紀

重要文化財 縫箔  白地桐鳳凰芦桜雪持竹肩裾模様 奈良・金春座伝来 安土桃山時代・16世紀

長絹  濃緑地秋草尾長鳥模様 奈良・金春座伝来 江戸時代・18世紀

唐織  茶紅段枝垂柳鷺模様 備前藩池田家伝来 江戸時代・18世紀 大倉集古館蔵

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東京国立博物館(2012.7.28) 狂言の面と装束 #2

2012年08月22日 | アート 能

狂言の面が面白い。   独特の強調ですね。 まずは七福神の恵比寿から

 

大黒天は本来は、ヒンズー教のシヴァ神の化身。   極めて日本的な神仏習合した神となった大黒天は、どこか俗っぽくて面白い。

 

武悪の面。  初めて見ますが、名前も面白いし、形相もユニーク。  猛々しく強いイメージを見せながら、どこかドジという印象です。


 



口元の表情が違う武悪。  イメージも違ってきます。

 

昨日紹介した面も、もう一度並べます。  実にユニークな表現です。
狂言面「鳶」

 

狂言面「うそぶき」

 

最後に、江戸時代の京、四条河原では能や狂言が盛んに演じられていて、それを屏風絵にしたものが展示されていました。

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東京国立博物館(2012.7.28) 狂言の面と装束 #1

2012年08月21日 | アート 能

トーハクの能コーナでは狂言の面と装束が展示されていました。
展示は8月19日までだったので、今は見れません。 紹介が遅れて申し訳ありません。

 

面と装束のコーナ

 

江戸時代の能狂言絵巻でイメージがつかめます。
絵も御用絵師が描いたもので、丁寧なタッチと、少しトッポイところがいい。

 

 

面と装束のアップです。

  

 傘のデザイン面白い。

 

 

 

 

この面、うそぶきという名前も面白いし、表情が凄い。  人間の一面を見事にあらわしている。

 

 

 

 

明日は面を中心に紹介します。 

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東京国立博物館(2012.6.3) 能「海士」に見る面・装束

2012年06月05日 | アート 能

トーハクの能楽の展示コーナを紹介します。
5月19日にも撮ったのですが、露出に失敗が多く、6月3日に撮り直したものを中心に。
(能楽のコーナは博物館の中でも暗いコーナの筆頭で、ISO感度1600、シャッター速度1/3~1/10秒で撮っています)


メインの展示


能狂言絵巻で実際の舞台のイメージがつかめます。


能面の「泥眼」  迫力があります。


中年女性の能面「曲見」  能面の顔の表情は深いですね。  能面の成立過程に興味が湧いてきました。


泥眼の面と装束

 

摺箔の装束   摺り箔(すりはく)とは金箔を漆などの接着剤で衣に貼り付けた衣類の装飾技法。  手間ひまがかかる技法。

露芝模様って素晴らしいですね。  日本の感性が結実しています。

 

 

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東京国立博物館(2012.1.2) 能

2012年02月29日 | アート 能

能面と衣装を紹介します。
能面などを展示しているコーナは照明が暗いので、手持ち撮影ではほとんどブレてしまいました。 このため、能面などはアップにしたいところですが、ノートリミングで載せています。

泥眼という面。 嫉妬に狂って鬼女に変化する途中の姿・・・・日本文化の底深い凄さを感じます。





縫箔の能衣装
文様や色が強烈だなといつも思います。  能楽という簡潔な舞台装置のうえでは、この強烈さが必要なのだろう。







 



さきほどの泥眼の面を使用した「葵上」の絵巻も展示していました。





泥眼から般若に変わった「葵上」。  般若の面も展示されていて、撮ったのですが、ブレがひどくて載せられません。  般若の睨みに震えてしまったか。



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東京国立博物館 能面と能装束

2009年11月09日 | アート 能

最初に、父の状況ですが、2週間前に肺炎で40度の高熱が出ましたが、乗り切り、やっと流動食を食べれるようになったと思ったら、脳梗塞。しかし、急性期を何とか越して、今、亜急性期を乗り切ろうとしている最中です。 94歳の高齢ですが、医者も驚く生命力です。 土曜に九州に行き日曜に戻ってきました。 母も認知症があり、何かと大変ではありますが、ケアマネージャと相談して、問題解決ができた部分もあり、プラスにとらえてみると気も落ち込みません。

 

そんな心境で、国立博物館の作品を紹介したいと思います。
能面と能装束です。
能楽の多くは、中世に生きた人々の悲劇的な境遇の心の内奥を、詩的に謳いあげたものとか。
能楽師は、演じる役柄によって能装束を選ぶそうです。 能面と能装束をセットで展示していました。

 

能面の解説です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、能面の微妙な表情など、改めて感心した次第です。

コメント (2)
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