今、チームには小1と小2の男子が1名づついます。
近年のTeam.Iで小3以下、しかも1~2年生は珍しいことです。
受け入れた最大の理由は、本人がしっかりしていたこと、そして保護者もしっかりなさっていたことです。
しかし、チームには12秒台の男子や13秒台に迫る女子などの小学生勢に加え、県内トップレベルの中学生も多く在籍し、それに見合った練習をしています。
その中にこの二人も混ざって練習しているわけで、本人たちはもちろんのこと、全体の安全面に対し、いろいろと気配り、目配せしながら行っています。
このこと自体は我々指導者の責任なので、別に何も問題はないのですが、この二人がチームに加わってある変化が起きたように感じています。
それは、二人の賢明さ、純粋さがメンバーに刺激を与えているような気がするのです。
Team.Iのメンバーは、それぞれに入会時期も違えば、ほとんどが一人で門戸をたたいてきた子たちです。
その時の気持ち=「初心」を覚えていますか?
最初から外向的だった子は少なく、ほとんどが内向的でした。
それでも、その時の練習に懸命に、純粋に向き合っていたと思います。
そして、その内に友達もでき、目標もでき、加えて夢もでき?、楽しい陸上生活を送っていると思います。
しかし、今一度、初心に帰ってみましょう。
そして、今の自分を見てみてください。
その時に感じた、描いた、抱いたイメージ通りの自分になっていますか?
何か違うと感じた場合は、次回からのあの二人に注目してみてください。
再発見がありますよ。
きっと。