世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

ふじもん世界一周「放学記」第7章アジア編 失いかけている「当たり前」。でもモンゴルにはそれがある!

2014-06-30 18:40:23 | 日記
2014年7月1日。



すげぇいいなぁって思った。



ブルカンからウランバートルに向かうバスの中。モンゴル人はみんな声を合わせて歌を歌っていた。


それも尋常じゃなく長い時間・・・!


「モンゴル人は歌が大好き」ってある本に書いてあったけど、本当にそうなんだなって思った。


でもそんなことよりすごく羨ましかったのは、老若男女みんなで同じ歌を歌っていたこと。


日本なら、そんなことできるかなぁ。きっと出来ないだろうなぁ。


そりゃ一応は「さくらさくら」とか「ふるさと」とか知ってはいるけど、そういう歌をお年寄りと一緒に声を合わせて歌うなんて・・・今の日本人はしなくなってしまった。


でもモンゴルは違った。若い人もお年寄りも男も女も、みんな同じ歌を声を合わせて歌っていた。


モンゴル人はみんな一緒。みんな家族。みんな仲間。きっとそういう意識があるんだろうなぁ。


今の日本が限りなく失いかけている大切なもの。それがこの「モンゴルバス」には在った。




モンゴル人って面白い。バスに乗っていると、平気で寄りかかってきたり頭をもたれかけたりしてくる。


最初は「なんだこいつ?ちょっとうぜ~んだけど!」くらいに思ったんだけど、周りを見るとみんな同じようにしていた。


きっとみんな「仲間」なんだな。態勢がしんどかったら、みんなでもたれかかればいい。


みんなでそうやって家族みたいに生きているんだな。


こんなこと日本でやったら大変だ。マジでヤバイ人扱いされちまうよ。



個人個人が優先されて、大事なものを失いかけている日本。大切なものがまたもう1つ、この「モンゴルバス」には在った。




僕が乗ったウランバートルに向かうモンゴルバス、とにかく故障が多かった。


このバスだけじゃなくて、他のバスやトラックもあちこちで故障したりスタックしたりしていた。


でもその度に、通りかかる全ての車が止まるんだ。困っている車を助けようとして・・・。


モンゴル人って、こうやって助け合いながら生きているんだな。


隣に困っている人がいればお互いに助け合う。


そんなこと当たり前のはずなのに、今の日本ではそれがどこかに行ってしまいかけている。


またまた大切なものがもう1つ、「このバス」には在った。




全部が「当たり前のこと」だ。それなのに、それが出来なくなっている我が国日本。


日本って素晴らしい国だと信じているけど、抱えている病理もまた多い。


何とかしないといけないよな。


モンゴルが世界でベストの国ってわけじゃない。でも学ぶべき点はたくさんある。


長かった40時間のバスの旅。すげぇしんどかったけど、すげぇ得るものもあった。


もうすぐ僕は日本に帰る。こういう気持ちを日本に持ち帰んなきゃいけないよな。文字通り「土産話」だけじゃなく、そこから一歩進んだ行動が出来る人間として。


最初から最後までメッチャ濃かったモンゴル。楽しかったぜ!またいつか会おうぜ、モンゴルさんよ!


2014年月7月1日。予想以上に綺麗で全てが整っていてビビっている、中国は大同の安宿にて。



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