2013年10月3日。
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この広大なアメリカを走り始めて3日目。キャンピングカーを使用している僕たちは、常にRV park(キャンピングカーのための駐車施設)に車を停めて夜を明かす。
RV parkには色々な設備がついている。場所によって異なるが、給水や排水設備、電気供給プラグだけでなく、ホットシャワーや売店も整っている。
その中で(僕たちだけではないだろうが)「これがないと困る・・・」という設備。そう、それはWi-Fiなのだ。
そう、そうなんですよ!こういうこと前にも書きましたけど、すっごい便利ですっごい頼っているしすっごい利用もしているのに、な~んか違和感があるんですよね。
分かっていただけると嬉しいです、この感覚(笑)。
世界中どこにいても、この「Wi-Fi」というやつがいてくれるだけで、ナンボでも連絡が取れてしまう。もちろんWi-Fiの質によってスピードが速かったり遅かったり写真が送れたり送れなかったりなどの差はあるが、Wi-Fiがあるだけで、いくらでもネットができてしまう。
便利ですよね、本当に。具体例を挙げるまでもなく、何でも調べられてしまう。
でもね、な~んかですね、違和感があるんです。
共感してくれる人がいると嬉しいなぁ(笑)。
RV Parkだけでなく、普通に旅をしていても「何を基準にそこに泊まるか?」を考えたとき、完全に「Wi-Fi」の有無が絶対条件なんですよね。今の旅人は、ほぼ100%そうなっていると思います。
思ってしまうんです。これって本当に「旅」なのかなぁ?と。
だって、シングルでWi-Fiが繋がる部屋に泊まろうものなら、もはや日本の「自宅部屋」とな~んも変わらんということですからね。好きな音楽でも動画でも、自由に見られてしまう。
日本と変わらないじゃないか。それでいいのかな?と。
もちろん外に出れば日本とは大いに異なる世界が広がっている。そこはもちろん外国なのだけれど、沈没してしまっている旅人の中には、1日中部屋に閉じこもって日本の映画やドラマを見たり、ピコピコネットをいじっているだけの人もいる。
日本と変わらないじゃないか。いや、むしろ日本よりひどいじゃないか!
そんなことやっていて、「俺は○○に何か月いたんだけど・・・」なんて、ナンセンス極まりないじゃないか!そんなんっていて、その国にいたなんて言えるのか?
な~んて偉そうに言ってみても、今の僕もWi-Fiがないと旅にならない。このブログだってそうだし、フェイスブックもそうだし、日本へのメールもそうだし・・・。
「てめぇ、そんな偉そうに言ってんなら、コンピューターなしで旅すりゃいいじゃねぇか!」と言われてしまうかもしれないが、そうもいかない。既に、そうもいかなくなってしまっている自分がいる。
一歩止まって振り返ってみたい。
僕らって、技術をコントロールしているつもりだけど、実はコントロールされているんじゃないかな?
操っているつもりが、操られているんじゃないかな?
利用しているつもりが、利用されているんじゃないかな?
「Do you have Wi-Fi?」
僕はきっと、このセリフを言い続けるのだろう。このキャンピングカーの旅の中でも、言い続けるのだろう。
技術の進歩は、人間の進歩ではない。
文明の発達は、人類の発達ではない。
僕はそう思う。
窓の外に広がる、バカみたいに綺麗で雄大な景色。
「僕たちは生きているの?生かされているの?」
「僕たちは操っているの?操られているの?」
このアメリカの大地が、自問自答を起こさせる。こんなこと何度も繰り返しているのに、分からんのよねぇ。旅っていいねぇ。人生は深いねぇ(笑)。
まぁいいか!その疑問は心に留めつつも、今目の前にある「この旅」を楽しむぞ!!!
2013年10月3日。冷え込みが厳しいヨセミテ国立公園にほど近いRV Parkにて。
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この広大なアメリカを走り始めて3日目。キャンピングカーを使用している僕たちは、常にRV park(キャンピングカーのための駐車施設)に車を停めて夜を明かす。
RV parkには色々な設備がついている。場所によって異なるが、給水や排水設備、電気供給プラグだけでなく、ホットシャワーや売店も整っている。
その中で(僕たちだけではないだろうが)「これがないと困る・・・」という設備。そう、それはWi-Fiなのだ。
そう、そうなんですよ!こういうこと前にも書きましたけど、すっごい便利ですっごい頼っているしすっごい利用もしているのに、な~んか違和感があるんですよね。
分かっていただけると嬉しいです、この感覚(笑)。
世界中どこにいても、この「Wi-Fi」というやつがいてくれるだけで、ナンボでも連絡が取れてしまう。もちろんWi-Fiの質によってスピードが速かったり遅かったり写真が送れたり送れなかったりなどの差はあるが、Wi-Fiがあるだけで、いくらでもネットができてしまう。
便利ですよね、本当に。具体例を挙げるまでもなく、何でも調べられてしまう。
でもね、な~んかですね、違和感があるんです。
共感してくれる人がいると嬉しいなぁ(笑)。
RV Parkだけでなく、普通に旅をしていても「何を基準にそこに泊まるか?」を考えたとき、完全に「Wi-Fi」の有無が絶対条件なんですよね。今の旅人は、ほぼ100%そうなっていると思います。
思ってしまうんです。これって本当に「旅」なのかなぁ?と。
だって、シングルでWi-Fiが繋がる部屋に泊まろうものなら、もはや日本の「自宅部屋」とな~んも変わらんということですからね。好きな音楽でも動画でも、自由に見られてしまう。
日本と変わらないじゃないか。それでいいのかな?と。
もちろん外に出れば日本とは大いに異なる世界が広がっている。そこはもちろん外国なのだけれど、沈没してしまっている旅人の中には、1日中部屋に閉じこもって日本の映画やドラマを見たり、ピコピコネットをいじっているだけの人もいる。
日本と変わらないじゃないか。いや、むしろ日本よりひどいじゃないか!
そんなことやっていて、「俺は○○に何か月いたんだけど・・・」なんて、ナンセンス極まりないじゃないか!そんなんっていて、その国にいたなんて言えるのか?
な~んて偉そうに言ってみても、今の僕もWi-Fiがないと旅にならない。このブログだってそうだし、フェイスブックもそうだし、日本へのメールもそうだし・・・。
「てめぇ、そんな偉そうに言ってんなら、コンピューターなしで旅すりゃいいじゃねぇか!」と言われてしまうかもしれないが、そうもいかない。既に、そうもいかなくなってしまっている自分がいる。
一歩止まって振り返ってみたい。
僕らって、技術をコントロールしているつもりだけど、実はコントロールされているんじゃないかな?
操っているつもりが、操られているんじゃないかな?
利用しているつもりが、利用されているんじゃないかな?
「Do you have Wi-Fi?」
僕はきっと、このセリフを言い続けるのだろう。このキャンピングカーの旅の中でも、言い続けるのだろう。
技術の進歩は、人間の進歩ではない。
文明の発達は、人類の発達ではない。
僕はそう思う。
窓の外に広がる、バカみたいに綺麗で雄大な景色。
「僕たちは生きているの?生かされているの?」
「僕たちは操っているの?操られているの?」
このアメリカの大地が、自問自答を起こさせる。こんなこと何度も繰り返しているのに、分からんのよねぇ。旅っていいねぇ。人生は深いねぇ(笑)。
まぁいいか!その疑問は心に留めつつも、今目の前にある「この旅」を楽しむぞ!!!
2013年10月3日。冷え込みが厳しいヨセミテ国立公園にほど近いRV Parkにて。
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