世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

~学校現場が上手くいかないことがある理由vol,1~

2013-03-20 21:38:37 | 日記
学校での仕事って、時として変なことがあります。

「これって意味あるの?
「誰のための仕事なの?」
「このアンケート、意味あるの?」
「なんでこんな要領の悪いやり方をするの?」

などなど・・・。
あげればたくさんあります。

なぜこんなことが起きてしまうのか?

理由は簡単です。

学校のルールを作っている人間は、学校のことを知らないからです。

では誰が学校のルールを作っているのか?

他ならぬ、文部科学省のお役人達ですよね。

省庁で働く国家公務員です。皆さん高い能力をお持ちでしょう。

しかし、現場での経験はどうなのか?
あるはずがありません。

単純な話です。
学校現場を知らないのに学校のルールを作るのですから、
当然現場とのズレが生じます。

私は思います。
あらゆる仕事において言えますが、指示を出す上の人間は、
現場を知らなければ絶対にダメだと。

学校、特に公立学校はトップダウンの世界です。
上からの指示通りに動くしかありません。

以前スターバックスジャパンの元CEOの方が書いた本を読んだのですが、
その方は現場を知るために、可能な限り店舗を訪れたそうです。

印象に残る表現がありました。それは、
仕事は「火花の散る」場面で全力を尽くせ、と。

教育の分野において「火花の散る」場面とは、
まさに教育現場、つまりは学校なのではないでしょうか。

その学校現場を知らずして方針を打ち出すのは、
やはりズレが生じて然るべきと言えるのではないでしょうか。

こんなルール、作れないですかね?
「文部科学省の職員は、必ず数年間学校で経験を積まないといけない」

その後で方針を考えたら、必ず違うものが生まれると思います。

細かくは言えませんが、
「は?何だよそれ?」と現場が思うような指示は減るのではないでしょうか。

もちろん学校現場を経験したらかといって、必ずしも全てが
プラスになるとは私も思っていません。
しかし、マイナスになることはないでしょう。

「火花が散る」場面を知って動くからこそ、現場本位の仕事ができる。
学校ももっと開かれる。
学校の良い点も悪い点も、もっと正確に世の中に発信される。

いずれにしても、お互いが共に「繋がる」必要があると思います。

これからを担う子ども達のために、
学校も文部科学省も変わらなければいないでしょう!


すべては子ども達のために

ふじもん

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