ことばにならない風の声

今日もどこからか風はやってきてやがてまたどこかへいくだろう。
何に向かっているのか己でさえもわからずに、、。

映画『The Usual Suspects』を観て

2012-01-22 00:11:31 | 映画/アニメ









『The Usual Suspects』

監督  :ブライアン・シンガー
製作国 :アメリカ合衆国
ジャンル:ミステリー
キャスト:ガブリエル・バーン
     チャズ・パルミンテリ
     ケビン・スペイシー
     


この映画はこの前観たので2回目であった。


うっわ、やられたーっていうミステリーの醍醐味を味わえる映画で。


ケビン・スペイシーって特別男前でも決してないのに、


なんだあのかっこよさは!!!というほどかっくいい。


2回観てようやくあぁそうかそうか、なるほどと改めて理解しながら観ることができる。




ミステリーっておもしろいね。

元々ミステリーというジャンル自体にさほど興味もなければ、

それに出会ったことがなくて、あんまりだったのだけど、



高校生のとき、初めてミステリー小説を読んだときのどきどきはすごかったなぁ。

ミステリーってたっのしいい!!と感激した。



それで映画のミステリーというのもたまらないね。

全部映像で見せてくれてるからそんな想像力も何も働かないのだけど、


すると全てがわかった後思い返した時の、俳優の演技力に感動を覚える。


この映画なんてまさにそれだと思う。






映画『Life In A Day』を観て

2011-12-04 22:20:49 | 映画/アニメ





こう毎日バイトがあるとバイトが中心になってしまうよなぁ。



今日夕方からのバイトまでの暇な時間で新しくなったYoutubeを見ていた。

新しくなったYoutubeには映画を借りて(お金払う必要あるよ)Youtube上ですぐに観れるというのができたみたいで、


それでどんな映画があるのか見ていたんだけど、にしても1本400円ほどするから

こんなん借りていられんわい、と思っていたところ、、、。



1本だけ無料で観れる映画があった。






『Life In A Day』  という映画なんだけど。


この映画は一般の人がYoutubeに投稿した映像を使ったドキュメンタリー映画。

2010年7月24日のこの日の映像を誰でもいいからYoutubeにあげたらそれが映画になりますよ~って

前もって宣伝があって、全部で世界の192カ国から4500時間にのぼる映像があげられたそうだ。


あぁそういえばそんな宣伝してたよなぁって去年のことを思い出した。


その7月24日に起きたそれぞれの生活の映像を編集してつくりあげたものがその映画である。






私はバイト前のちょっとした時間に軽い興味で見始めたら思った以上の刺激をもらった。


観る前は世界各国の笑顔あふれる映像盛りだくさんなイメージを勝手に抱いていたんだけども、、。




映画は、24日が始まりだした夜中の0時から24日が終わる夜中の24時までと時間軸が中心で、

意外にも同じ人が映る映像を何回か時間に分けてところどころ出てきたりもする。


それとか質問を最初から指定していたようでその質問に答えたりする映像もある。



質問「あなたのポケットの中には何が入っていますか。」

  「あなたが一番愛しているのは何ですか。」

  「あなたが今一番恐れていることは何ですか。」  






まぁ映画のタイトル通り、生活がメインなわけだから、、、。


朝日が昇って朝を迎えると、色んな国の人がそれぞれの目覚ましで起きだす。

う~んと唸ってはなかなか起きなかったり、

大きなあくびをしたり、そして布団から出てトイレをして、ご飯を食べて、

歯を磨いて、、ぜ~んぶが映像になっている。


もちろん色んな人の生活、日常だよね。


そんなものを垣間みると、それぞれ文化は違えど、お~やっぱ同じもんがあるよなぁって感じて。




そこからそれぞれの1日が始まる。

なんかどっか深い森の中へ家族みんなで入って行っては何か食料?を探すような人たちもいれば、

大学を卒業迎えて車でいまから実家に帰るんだという青年は、
 
実家に着いて恒例の父とのドライブとおしゃべりの風景を一部始終みせてくれるし、

靴磨きの少年や、

歌を歌いながら何かの実?を叩いている女性たちの風景、

190カ国も自転車で旅し続けている男性、、

泣いている人、人、人、、、。


それぞれ自分で色々ナレーションというか説明していて情報がそこから入ってこないからわかりづらい映像も多々ある。



質問には、家族を愛している人、神様を愛している人、

大切な人が死んでしまうことを恐れている人、魔女を怖がる少女、死をこわいと言う男性、

毎日家を出るとき今日もまた家に帰ることができるのか不安に思うアフガニスタン人、

自分を怖がる人、犯罪をこわいと言う人、


ポケットの中には、お金、車や家の鍵を入れている人、

あと拳銃を入れている人、ナイフを入れている人、注射器を入れている人、、。






ほんとたくさんの人がいてたくさんの人がその日を生きている。



最後の最後、24日が終わる4分前ほどからの映像、


雨と雷の音がすごい中、暗い車の中である二十歳前ほどの女性がこんなことを言っていた。




『私は今日何かすごいこと、何かすばらしいこと、今日に感謝できるような何かが

起きるんじゃないかって期待していました。

そしてそういうすばらしいことって誰にでも毎日だって起こる可能性があるんだよって

世界に示したかったんです。


でも実際はいつも起こるとは限りません。

残念ながら私は今日一日中特に何も起こりませんでした。


私はここにいるってみんなに知ってほしかった。

私の存在を途中で終わらせるのがこわい。

私は別に私がすごい人間だって言いたいわけじゃないんです。

だって私は全然すごい人じゃないから。

至ってごく普通の女の子だし、普通の生活です。

興味をもたれるような魅力もない。

だけど、そうなりたい。


今日、私は何もすごいことが起こらなかったけど、

今夜何かすごいことが起こったような気がしています。』




そう彼女が言って映画は終わるのだけど、、、




うん。

ほんとそうだよなって、彼女のことばに頷いた。


毎日何かすごいこと、感動できたり感謝したり、嬉しいことがあったりしたら

とてもいいかもしれない。

充実した毎日の生活を送れるのかもしれない。



けど、世界の中にはそんな生活を送っている人がいるのかもしれないけど、

決してハッピーだけが存在するわけじゃない。

苦しいことや悲しいこと、残酷なこと、、結構現実はシュールだったり、シリアスだったりする。



この映画は全然ハッピーでも何でもない、ほんとただの日常なんだけど、

その日常はとっても幸せなときもあれば、


時にはとってもえぐいものだったりする。










最近よく空をみるよ。













映画「崖の上のポニョ」を観て

2011-07-22 23:00:50 | 映画/アニメ







監督  :宮崎駿
脚本  :宮崎駿
製作国 :日本
ジャンル:アニメ
キャスト:山口智子
     長嶋一茂
     天海祐希
     所ジョージ



これはね~映画館で観たし、今日のでもう何回目かしら。

とっても好きなんだな。

なーんか、なんだろ、この作品でここの街の人々に暮らしぶりが見えて、私もいつかはこんなところに住みたいと、思わすね。


しっかり聞いてたら、意外とね、この映画、、世界の均衡がどうとか、言っててダイナミックなんよ。

所ジョージ演じるポニョのお父さんの’’藤本’’は、元は人間だったんだけど、残虐で自分の私利私欲しか興味を持たない人間が嫌になり、それで、魔法を使って色んな生命体エネルギーみたいな薬を調合して、それをこつこつためているんだよ。

藤本の願いは、人間をこの世からいなくなるようにして、そのあと、太古の海から始まる時代に戻したい、ということなんだけど。
とまぁ、ダイナミックなんだ。

そこらへんを意味わからんとこどもたちに思わさないで、映画を楽しめるのが宮崎さんはすごいな、と思った。


この作品は、宮崎駿による2004年の「ハウルの動く城」に続く4年ぶりの作品でもあり、原作・脚本・監督の3つすべてを担当するのは2001年公開の「千と千尋の神隠し」以来の7年ぶりだとか。

しかも、この作品は全部手書き。全部。らしいよ。

宮崎駿さんはこの作品の中で一番気に入っているのは、最後のこの作品に携わった人たちの名前を、担当した部分で分けずに、全部をあ行からだだだっと載せている、ここがいいのだとか。

ふはは。。いいなぁと、私も思った。












映画「借りぐらしのアリエッティ」を観て

2011-07-21 23:21:01 | 映画/アニメ







監督  :米林宏昌
脚本  :宮崎駿
製作国 :日本
ジャンル:アニメ
キャスト:志田未来
     神木竜之介
     大竹しのぶ



えーっと、私は大のジブリ好きでして。てへてへ。

全然照れるところではないのだけれど、ほんとにんまりするくらい好きだってことであるのね。



そんで、この映画、映画館でぜひとも観たかったのに結局行けずじまいだったのです。

そんで、DVD借りてきて観たのです。


いや~、ジブリだねぇ。いいよねぇ。
ジブリのいいところはね、ほんと、誰もがにんまりな気持ち、いわゆるおだやかな気持ちになってしまっているところだよね。
それこそジブリマジックだよ。

まぁマジックでも何でもなくって単純に私がジブリ映画を観たら、こころがほっとするんだな。
だからこそ、ジブリ映画は何回観ても飽きがこない。

絶賛するねぇ。



ということで、今回のこの作品は、人間と人間の家や色んなもの(例えば、砂糖やティッシュやらやら)を借りて暮らしている小人との物語なのですが。

いんやぁ、私は好きだよ~。


まぁ、語ることはない。観てみてちょ。それだけね。











映画「ゲド戦記」を観て

2011-07-20 22:44:28 | 映画/アニメ







監督  :宮崎吾郎
製作国 :日本
ジャンル:アニメ
キャスト:岡田准一
     菅原文太
     手島葵


これ、確か映画館で観たと思う。うん、多分。

映画館で観たせいもあってか、すっごくこわかったイメージが強くて、なかなかもう一回観ようと思えてなかったんだけど、この前、ふいにジブリ映画を観たくなったときに、あぁそういえば、これ一回しか観たことないからもう一回観ようとなって、観たわけだけど。


うーん、やっぱりそれでも暗かった。
ジブリ映画の中では多分ダントツに暗い。

なんかね、何がそう暗いと思わすのかというと、人の表情がね、ちょっとこんな顔はあんまし見たいとは思わないぞっていうたぐいの表情なんだよ。
憎しみ?や恐怖に満ちた顔、と言うのかな。


やっぱしまた観たいなって思わせるものがないかもなぁ。


いや、この作品、宮崎駿さんの息子の宮崎吾郎さんがはじめて手がけた作品で、それだけでもいろんなプレッシャーは大きかったと思う。
やっぱり人は宮崎駿さんの息子かぁ、どうなのかな、と、ちょいと厳しい目で見ると思う。

そのせいか、何なのか、この作品、いやに酷評されているのだわ。


けどね、そういう評価関係なしに一回観たらいいと思う。

私は確かにわるい風に言っているかもしれないけど、別に嫌いでもない、やっぱりジブリの輝きがちょこっとにじみ出ている。
そりゃそうか。
まぁ、感想を言うのは勝手だよね、何を言っても。

私がどう思ったのかは、そっかぁあなたはそう思ったか、程度のもので、あなたの感想とは結びつくものじゃない。
そこには一線の区別がされている。


何を言いたいのか、わけわからん、てなとこで。