今日の朝6時半ころ。
近所のパン屋さんで焼きたてのパンを買ってから、散歩をした。
私を含め3人で。
いつも通る道から外れた道をぐるりと回った。
家に辿り帰ってくれば、2時間も経っていた。
一本違う通りを歩いて見えるものは、全くの別世界に見え、なんとも不思議な心地だった。
歩いたところは主に住宅が並ぶ小さな込み入った道ばかりで、色んな家と庭があり、それを見るだけでどんな人が住んでるのだろうと想像を掻き立てられた。
中心の通りから少し外れるだけでこんなにも違うのかというほどに、街自体は閑散としていて、なんとも言えない侘しさが漂っていた。
そこには色んな人がいて、朝早くから仕事をしている人、今から仕事場に向かう人、学校へ向かう人、洗濯物を干す人、、人は今日という一日の始まりをしていた。
当たり前のように、そこに家があるのは住む人がおり、生活があり、暮らしをやっている。
それは私自身のことを見つめ直させるものがあった。
他人を見て、わが身を思えるということなのだろうか。
自分にあなたはどう暮らすのか、と問われてる気がした。