うちの大学には、ちょっと珍しいものがある。
それは、夜警という名のもので、面倒くさいことのひとつでもある。
うちのサークル会館は24時間使用できるがそのために、
学生が毎日日替わりで23時から朝の6時まで会館内を見回りしているのだ。
1時間ごとに各サークルの部室へ赴き、人数確認をし、
その日の夜警をするサークルの人たちは会館内の夜警室にいることが原則だ。
そこでは、飲酒、麻雀、喫煙、いろいろ禁止されている。
そんで、日曜、この日は私のサークルが夜警の日であった。
けれども、私はバイトがあったため、夜警室に着いたのはもう月曜になるところだった。
まぁ、誰かが夜警室にいればいいわけで、夜警に来た子は各々、
外だったり部室だったりで時を過ごしていた。
私はずっと夜警室にいたのだが、いやはや。
なんというか、奇妙な空間だ。
奇妙という言い方はおかしいのかもしれないけど。
みんなが同じ場所にいなくちゃいけないという制限された中、
繰り広げられる会話やらやら。
ある子は明日の授業のテスト勉強にいそしみ、
ある子はソファで寝て、
ある子はゲームに夢中になり、
また私は4人ほどで会話をしてる中に入ったり出たり。
そこでの会話はいわゆるどうでもいい会話である。
もう何を話したかさえ、覚えていないような会話だ。
そういうどうでもいいような会話を嫌になるときがあるけど、
そうなりがちな私だが、やはし、ああいうどうでもいいような会話はないといかん。
あっていいよなぁ、というか、そういう会話に救われたり、
笑わされたり、うん。
ほんと、そういう会話をいやに思うときもあるけど、
それと同時にもうそれをしてしまっていて、
それに救われているというか、それをこころから楽しんでいる自分がいる。
どうでもいいような会話だけではなく、何事も、
例えば、学校やバイト、サークルや友達、などなど、
ほんとーにこころからすっごく、いやだわさーーーー、
なんて、思うときもあれば、すっごく、たのしーーーー、
だったり、ありがたいーーー、だったりして、それに救われている。
うん。
ほんと、勝手だね。
それで色々文句だけはいっちょまえにぺらぺら言うもんだから。
だめじゃのー。
いいとこもわるいとこもあって、それを両方ぎっちり噛み締めて生きていきたいものじゃ。
はむはむ。
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