ことばにならない風の声

今日もどこからか風はやってきてやがてまたどこかへいくだろう。
何に向かっているのか己でさえもわからずに、、。

ともだち。

2012-02-24 18:41:41 | 日記






こんなにまったりした日は久しぶりだ。

何をするでもなく、ギター弾いたり、うたったり、ぼーっと窓から外見たり、

気づいたら寝ていたし。






前の2連休、1日目は卒業コンサートだったけど、

次の日は前のバイト先で一緒に入ったいわゆる同期の子と遊びに出かけた。

同期の子と言っても同じ大学の同じ学年、同じ学部、学科が違うだけくらいの似た環境にいるんだけど。


その子とは実際一緒に働いていたのは大学1年のときの1年間だけで、

それからはなぜかお互い気が合うのだろう、ずっと連絡を取り合ってはたまに遊びに出る。




彼女と遊ぶときはたいていお昼に行動開始で、ここ一番の街中まで繰り出す。

観たい映画があれば観るし、洋服を見たかったらショッピングをしたり、

カフェで一息ついたり、何をするでもなく、その街中を歩き回ったりする日もある。

お酒がほとんど飲めないこともあるし居酒屋みたいながやがやしたところが苦手な彼女はファミレスが好きで、

いつも夜ごはんはガストに行ってハンバーグを食べることが定番。


そんないわゆるの女の子的な遊び方をするのはほとんど彼女とくらいだろう。





お互いいつも外でしかほとんど会わないし急に夜中にいきなりいまから遊ぼうなんてことは一度もない。

その距離が遠いと言われたらそれまでなんだけど、それが実はそう遠いわけでもなかったりするのが面白い。



本人たちとしたらこれが一番お互い楽なんだ。

浅く付き合っているわけでもなくて、実際この子とは1対1でしか一緒にいたことがないわけだから、

その分、適当な?いい加減な?ゆるい?時間はない。




何人かの友達といるとどこかその人1人1人に対しては適当になってしまうところがある。

それはその1人に対するよりも、その場のみんなの雰囲気や流れというのか、そういうものが中心に流れており、

結局どんな会話したかと言えば、そうたいしたことを話していない。


笑いにあふれた楽しい時間ではあるけど、そこで1人と対峙する真っ向勝負?と言ったらおかしいかな、

そういうのがほとんどない。



ほとんど、と付けるあたりがずるいよね、あったりすることもあるよね~とは思っているんだと言いたいらしい。





それでだ、その同期の彼女とはお互いバイトをしている身だしなかなか時間も合わずなときは月に1回会うかどうかにもなったりする。

多くて2、3週間に1回会うくらいだろう。



共通の話題という話題なんてほとんどない。

同じ環境にあるにはあるけど、サークルの話題もほとんどしなければ(彼女はどこにも所属していない)、

いまはバイト先も違うし、趣味(音楽や映画、もろもろ)も全然違う。



それなのになぜか話しだすと止まらない。




この前なんか本当に久しぶりだった。

それなのになんか会ってこうやりづらいとか、緊張?なんてすることもなく、

最近どうよ、から始まる近況話と、それから最近はこれからのこと(大学終わってから)とかもよく話すようになった。



あと、おかしいのは彼女と話していると普通だったら、なんだそれ、確かにそうだね、くらいで済まされるような会話を

延々と楽しく話したりしてしまっている。


例えばこの前なんかは、日本の擬音語について長々としゃべった。

とにかく面白かったな。



口に出すとおかしいのに、漫画に書いてある、『どーん!』とかは平気で読めてしまうよね、、、とか

その『どーん!』の効果は目で追うでもなく見ててその一場面を強烈な感じにする?と言うのか、

迫力感を出すとかのポイントになっているよね、不思議~、、とか


じゃあそれは『だーん!』だったらダメなのかな、やっぱだめだね『だーん!』じゃいまいち迫力出ないね、

『どーん!』、、わーやっぱり一番の迫力だね、とかとか。



時計の針が動く音ってたいてい『ちくたく』でもう浸透してしまっているけど、

最初に言い出した人は本当にそう聞こえたから言い出したのかな?

今じゃ時計の針の音は『ちくたく』にしか聞こえないもんね、

じゃあそれを知らない子どもに時計の音をことばに出したらどうなるかやってみたいよね、

将来自分のこどもにしてみよう~、、



とかとか、そんなくだらない事で盛り上がって、笑いながら通りを歩いているんだ。

そんなとき、もう歩いていないよね、歩いていないし、目の前から歩いてくる人たちの顔も見ていないし、

その目にしている光景なんて入ってきていない、なんだか面白い。





擬音語って面白いよなぁ、、しみじみ思うなぁ。







それから、常識についても話し合った。

常識というのは、それぞれの育ってきた環境によって大分変わる気がする。

この場合常識というか、物腰、とか、態度と言われるものかもしれないけど。



この前気づいたけど、私と彼女が共通するところはそんなところみたいだ。

最近はご飯中に携帯を触る人がいる。

人と話しながらメールを打ったり、その場に自分とその人しかいないのに、断りもなく急に電話したり、、とか。



そういうの快く思わないよね~って話していた。


そんなに携帯面白いか?、自分と話しているのにメールって同時に二人とあなたはおしゃべりできるのかよ、みたいなね。


それらを普通に何の違和感もなくできる人が実際いる、そんな現代的感覚はなんていうか、目の当たりにすると、なんなんだよ、ってなる。




もちろんそれはお互いがどの程度の親密さがあるかということも関係してくるとは思う。

仲がいいのとそのときの会話にもよる。

私が仲良くしたいと思える人はちゃんと真剣に話しているときに携帯は触らない人だ。



けど、その話をして自分も気をつけなくちゃな、と思った。

気をつけなくちゃ気づかなかったり治せないことって多いんだろうな。






まぁ、そんなんで彼女との会話は面白い。

そんで素直に向き合ってお話できる感じが心地いい。





今度水族館に行きたいと思っている。










最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2012-02-28 22:47:52
風が使う擬音語は
個性あって面白い(*^◯^*)笑
返信する
Unknown (ふう)
2012-03-04 01:36:33
ふふふ。そうですかい?
それを言うなら槙も十分その質あると思いまっせ。笑
返信する

コメントを投稿