自然と音楽と・・/天山

大自然と音楽がテーマのブログです。

マックファイヴ2

2007-09-20 | 音楽
待望のプラグインサンプラー、マックファイヴがやっと届きました。(※サンプラー:生音や色々な波形をもつ人口音を組み合わせ、加工して音を出すシンセサイザーの一種)
このプラグインシンセサイザーは、マックファイブ1のようなアプリケーションのプラグインではなく独立しても使えるので、ある程度のスペックを持つPCマシーンであれば、それ自体がギガビットのサンプラーとなり、アプリケーションに負担のない高品位の音源が使える事になります。この手のサンプラーはティアックの「ギガビットサンプラー」から始まったと思いますが、当時はまだ必要としていなかったものの、手に入れればやはり便利です。今まで使って来たマックファイブ1はプラグインのためにPCに負担がかかるのでアカイのサンプラーを併用して使っていました。アカイのサンプラーは初代のマシンからお世話になっていて、近頃パソコンを使ったファイル管理や編集も出来て便利・・・な~んて思っていたら、世の中のメモリーの価格やHDの価格がどんどん安くなって来て、こういうPCそのものがスタンドアロンなサンプラーとなって、大容量で高品位、またファイル管理が楽な音源を扱う事ができるソフトが世の中にたくさん出て来ました。まだマックファイブは英語マニュアルのみなのでちょっと使い辛いところですが、これも近々日本語になるそうです。
このサンプラーはMOTU社の製品ですが、同社の中核ソフトと言えばデジタルパフォーマーという私が昔から使っている音楽制作のアプリケーションソフトでマック専用です。最新のOSX10.4についている音楽制作ソフト・ガレージバンド付属の音源もこのマックファイヴで使えるのもうれしいところ。デジタルパーフォマも今年の五月からやっと日本語に対応したので、この新しい環境での音源制作はこれからの予定です。早く慣れて使いこなしたいものですが、マックファイヴ付属の音源もまずまずだし、少し曲作りが楽しくなりそうな予感です。MOTU社
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地下音楽ホール(フィンランド)

2007-09-12 | 音楽
この写真は90年代に仕事でフィンランドに行った時の地下音楽ホールの写真です、場所はレトレッティーアートセンターという美術館の地下空間にあるもので、主にオペラをやるとの事でした。
この時の私の仕事は、ホログラムアーティストであるSetsuko Ishiiの音響デザインで、日本で色々な音色を作り、音に動きがあるので現場へは調整をしに行きました。
ところが予想もしていなかった音の混ざり具合(ミックス)を現場で変える事になり、このホールに置いてあったサウンドクラフトのミキサー卓をお借りして、現場を乗り切りましたが、そんな苦労も関係者に恵まれてとても楽しい仕事でした。
Setsuko Ishiiの会場の隣にあった音楽ホールの壁は花崗岩で出来ていているので音の響きがとても素晴らしいものでした。リバーブ(残響音)がとても細かく奇麗に減衰していくので、生の弦楽器などをここで聞いてみたかったですね。オペラの声もきっと素晴らしい響きになるのでしょう。
またいつか行く事が出来たなら、このホールで色々な楽器を演奏し、その響きを楽しんでみたいと思っています。
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モンゴル(5)ファッションモデル

2007-09-08 | 音楽
プロのTVカメラマンが同行していたこともあり、ぜひ日本で宣伝して欲しいとカメラマンが撮影依頼されました。それに私もついて行く事になり、記録写真をパチりと撮ったのがこの写真です。30人ほどのファッションショーで、写真のような民族衣装を改良した服装もあって民族の文化を大事にしているのが伝わって来ました。モデルの皆さんはまだまだタマゴで、ついこの間までゲルの近くで水を汲んでいた娘さんもいらっしゃるとの事です。この事務所の主催者はボロルマーさんといい、モンゴルでは知らない人はいないそうです。私も一度お会いしましたが、草原の中モダンなスポーツカーでやってくる姿がなんともたくましく、その上降り立った姿がファッションモデルっていうのが、草原の中なのでちょっとびっくりしましたが、数分で慣れました。モンゴルファッションはこれから花が咲くという感じなので、とても新鮮でした。
ショーのあと、私が「赤とんぼ」と自分の曲「ヒマラヤ杉のてっぺんで」をガッドギターで弾くと拍手喝采となり気持ちが熱くなりました。税関でギターを持って行くのに重量で大モメとなり、一時は持って行くのを諦めそうにもなりましたが、諦めなくて良かった。モンゴルの人々は歌が大好きなので、音楽で心が通じる事もたくさんありました。
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涼しい場所(釜石鉱山)  

2007-08-22 | 音楽
お盆が過ぎたというのに一向に暑さがおさまりません。
日差しは少し和らぎましたが最盛期に強すぎたのでそう感じるだけかもしれませんね。毎年この調子で気温が上がり続けるなんて事になったらたまったもんじゃありませんが、世界は温暖化を食い止められるのでしょうか?この暑さを感じると少々心配になってきます。さて、この写真はもう随分前の事ですが、岩手県は釜石鉱山の中でイヴェントの仕事をしていた時に撮影されたものです(撮影は高野さん)。この時は真っ白な大理石で出来た地下空間を霧で満たして、そこへライトを当てて幻想的な空間に仕上げたものです。この時も真夏でしたが、この空間はとても涼しいというか寒いというかで、冬用の作業着を着て仕事をしないと芯から冷えてしまう状況でしたが、やってきたお客さんは地上の暑さからこの涼しい空間に来て、生き返っていたようでした。この写真で少しでもイメージを広げ、涼しくなってください。
ちなみに私はこのイベントの効果音制作と、何十台も置かれたスピーカーの間を飛び回る音の動きを作っておりました。
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ティンホイッスル

2007-08-20 | 音楽
熱いですねぇ、こりゃ参りそうだ。熱中症には気をつけましょう。ブログを始めましたが、トラックバックだとかまだ意味が掴めてないし、機能も把握してません。こっちも参った。(⌒-⌒;)

さて、写真の笛はティンホイッスルで、ケルトの笛です。映画「タイタニック」のテーマでセリーヌディオンが歌っていた曲の頭に流れていた笛です。ここのところあちこちでこの笛の音色を聞きますが、澄み切った音色はとても心地よく、なかなか飽きないので、吹いてみたくてつい購入しました。この笛、基本的にはブリキで出来ているものが多く、楽器屋さんに行って値段を見ても1000円前後なので誰でもすぐに始める事ができる手軽さがあります。このブリキで出来ているホイッスルは単独でソロ演奏する時は良いですが、アンサンブルとなると基準ピッチが高めに設定されているので、テクニックだけで他の楽器とあわせるのは至難の技です。写真の笛はバークという種類のホイッスルで、ブリキの笛ではありませんが、音程がかなりしっかりしています。音程がしっかりしていると言えばプラスティック製のスザートという笛もなかなかリーズナブルな上に音程が安定しています。もちろんバークもスザートも先が外れるので調音することが出来て便利です。まだ練習不足でなんなんですが、吹けるようになったらその音色を皆様に聴いて頂けたらなぁと思っています。
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