自然と音楽と・・/天山

大自然と音楽がテーマのブログです。

筋金入りのロックファン

2008-06-24 | 音楽
終電ギリで帰ってきました。
今日の目的は築地近くの月島まで、まぐろを食べに・・でした。
このまぐろ食べ仲間は、音楽知識がとてつもなく豊富。
万枚単位のレコードコレクションを持つ筋金入りの音楽ファンで
中身は思いきりロックに偏っていておもしろいのです。
今日のネタは「白人でブルースが弾ける本物は誰か・・」ってな事でした。
私なんぞは即答で「デュアン・オールマン」だと答えていますが
普通は「エリッククラプトン!」って答える人が多いのではないかと思います。
・・・が、ゲーリームーアって話でちょっとびっくり。
オーソリティーのSさんの話では
「ロンドンのあるロックフェスティバルで、チャーリーワッツ率いるジャズバンドが
出演し、ゲストでミックとキースがいた時にずっとブルース弾いた
ゲーリーが最高のブルースを奏でたのを見てきた!」という事でした。
ゲーリーと言えばメロディアスなギターラインではありますが
私の中では「ヘビメタ」に区分けされているので、ちょっと驚きました。

しかし、個人的には好きなゲーリーが本物のブルースってのはちょっとうれしい。
あの心のこもったメロディアスなギターがブルースってのは
是非聞いてみたいし、見てみたい。体感したいなぁ。
ロンドンで聞けるならなおさらそう思ってしまいます。
他、いっしょに出ていたポールロジャースも最高だったとか・・・
いいなぁ〜(⌒-⌒;)
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ポリス ライヴイン東京

2008-02-16 | 音楽
2/14日の東京ドームライヴを見てきました。
会場はほぼ満席、スティングの子息のバンド(スティングそっくりの声にアレンジもポリスに近いサウンド)演奏が終わって、スタッフが楽器のチューニングをし始めてから30分したくらい頃だっただろうか、開演時間の7:30分は過ぎていた。
そしてその時は来た。突然Message in a Bottleから何曲も速いリズムの曲が続く。一階だったのに、最初からみんな総立ち。スティングソロコンサートのようにシックな感じはなく、まさにスピード感のあるロックそのものでした。
ポリスといえばマイケルジャクソンの時代に重なる事が多かったように思います。
ピストルズが出てきた後、パンクとして出てきたポリスはギターの音が綺麗な上に、リズムは前のめりだけれどすごく歯切れの良いもので、スティングのしっかりしたボーカルといい、三か月練習すればメジャーになれるというようなパンクバンドのノリとは明かに違うバンドでとても新鮮でした。自分がメインで聞いていたバンドではなかったのですが、演奏曲は全曲知っていて驚きです。
当時すっ走っていてどんどん曲のスピードをあげて行ったスチュワートコープランドは、映画やガブリエルとか色々な音楽に参加したせいか、ドラマーというよりリズムアーティストという感じで音楽家としての幅がすごく広がっていて、いろいろな打楽器を駆使していたし、年とって奥の深いアーティストになったと感じます。
アンディーはたった三人で演奏するステージの中、ギターで程よく空間を埋める事ができるギタリストというのは今でも健在です。他のメンバーは50代でぎりぎり頑張っているのに、60代・・っていうか66歳だと聞いていますが、それでこのステージはすごいと思いました。アンコールでみんなを引っ張り出してくるところなんか精神年齢が一番若いきがする。
スティングは文句なしにカッコよかったですし、57歳だったか、それでも声はレコードと同じくパワーが変わりません。ロックボーカルはパワーが必要なので年齢的にきついのか、他のバンドは一オクターブ下げて歌ったりのステージを見ますが、まったく自分が夢中になって聞いていた20代の頃と同じ声で、高音も問題なく、余裕すらありました。相変わらずベースを弾いて歌っていました。たいしたもんです。

実を言えば、あまり期待していなかったのですが、ここ数年見たライブの中でも指折り数えるほどの最高のライヴで、自分の先入観はまったくあてになりません。そういえばイーグルスの時も年だからなぁーなんて思いながらライヴに行ったのに、演奏聞いて感激してぶっ飛んだ覚えがあります。やっぱりライヴは楽しいものですね。
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やるねぇー

2008-02-03 | 音楽

携帯いじっていたらこんな画像がありました。昨年の暮れ12月30日だったか、大雨の中、新宿地下道で目一杯響いていた音の音源人です。
どちらも日本人です。けっこう演奏レベル高くてびっくり、以前ガーナ人とライブをやった時と同じ楽器ですが、そのガーナ人より上手だった気がします。
もう少し酔いがなければぶれなかったかも。ご両人の了解は得ていますがこれだと誰だか特定しにくいのが残念。これからもがんばって欲しいな、また新宿で会えたら今度はじっくり聴こう。
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サウンドフォント

2008-01-26 | 音楽
我々シンセサイザーを扱う人間が大事にしているものの中に「サンプラーシンセの音源」というものがあります。それは自分で作った音源、メーカーから買った音源、無料でネット上に公開されている音源などですが、その無料でネット上に公開されている音源の中にサウンドフォント(※1)というE-MU(※2)から提唱されている音源の規格があります。これは対応しているシンセであればどれにでも使え、まるでPCに入れるフォントのような感覚で使用できるもので、けっこう優れものの音源がネット上に転がっているのです。そんなfree音源の代表格としてはFluid R3、Titanic 200 GMGS、CrisisGeneralMidi1.8(※3)などがあり、どれも100メガをこえるファイルですが、以前のサンプラーシンセのハードウエアでは、アカイやらイーミューやらの箱もののメモリーが高価だったために小分けにして使用したりして、それだけでもかなり面倒なものでした。
ところが現在のプラグインシンセやパソコン自体をサンプラーにしてしまうスタンドアローンなソフトシンセの世界では、数ギガのメモリーが数万で手に入る状況ですから、300メガ近くあってもどうって事はなくなり、なおかつ個別にリバーブレータなどのエフェクトもかけられる便利な状況になりました。
それでもこのサウンドフォントは音源の元から製作するとなるととても時間がかかるもので、それだけでも職人技が必要ですから、freeの音源はメーカーの音をエディットして作ったように思われるものが多く存在します(もちろんwavなどの音源をエディットしてサウンドフォントを作成し直すのにも膨大な時間がかかるものです)。
そんなわけで、誰でも手軽に昔高価であった音源を手に入れる事が出来るようになった反面、同じような音にはなってしまうわけですから、アーティストやアレンジャーにとってはメーカーが作った高価な音源や自分だけで持っている音源は大事になってきます。将来、そのメーカー製の高価な音源でさえ、きっといつかはネット上にうまくエディットされて載って行くと思われますので、自分で作った音源は本当に貴重だと思っています。

(※1)サウンドフォント
PCに入れるフォントのようにシンセサイザーの音源として組み込むと音が変わるというもので、詳しくは↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/SoundFont

(※2)E=MU
サンプラーシンセ、イーミューで一世を風靡したメーカー
http://www.emu.com/welcome.asp

(※3)
主なサウンドフォントの音源はこちら↓
http://www3.ocn.ne.jp/~hix/soundfonts.html
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諏訪太鼓

2008-01-13 | 音楽

これは諏訪大社の中の上社にある大きな太鼓です。
いつ行ってもこんな感じで出してあるので、風雨にさらされているのか少し心配になります。とても大きな太鼓。
諏訪太鼓ときけば小口大八氏。高遠町でモダンな初老の男性から聞いた事があるのですが、ある時アメリカ留学中にニューポートジャズフェスティバルをたまたま聞く機会があって、その時に小口さんが出演していたのを見たそうです。当時和太鼓というのを知らなかったアメリカ人にはかなりのインパクトがあったという事でした。
現在でも和太鼓は日系人に支えられ、それがアメリカ人にも伝わり今では日系の人々だけではなく和太鼓を演奏する人は全米で増えているそうです。私も養護学校の和太鼓集団「舎子太鼓」とパラリンピックに出たりして和太鼓とのセッションを楽しんできましたが、和太鼓という楽器自体が自分自身のエネルギーの爆発を表現するようなところがあって、アメリカで受け入れられるというのがなんとなく理解できるような気がするのです。
この諏訪大社の太鼓は神事に使用されるものなんでしょうけれど、神様へ伝わるようにと考えればこれほど分かりやすい楽器もないなと思います。和太鼓というのは木をくり抜いて使うという事もあり、とても自然と一体化している不思議な楽器です。台湾に残っていた樹齢数千年の檜が切られた時、史上空前の大きな和太鼓も作られたと聞きますが、この写真の和太鼓だってかなり大きな木からじゃないと作れないような太鼓です。その上こんな大きな太鼓の皮って何を使っているのでしょうか?
自然の年輪みたいな事を音にする和太鼓って本当に不思議な楽器だと思いました。
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今年もよろしくおねがい致します。

2008-01-07 | 音楽

もう七日になってしまいました。仕事も始まり皆さん忙しくなったでしょうね。
年末年始はけっこう寒い日々でしたが、今はずいぶん暖かくなりました。
今年は・・というか今年も年末年始はシコシコと仕事をしていましたが、元旦というのは気分の良いものですね。元旦は神棚にお神酒を捧げたあとお屠蘇を飲み過ぎたようです。(笑)
時代の流れでしょうか、コマやメンコやタコといった遊びがなくなり、ウィーを囲んで色々な遊びがあるお正月はまた新しい楽しみがありますが、やっぱり正月は外に出たくなるのは自分の性分なのでしょうかね。
本年もよろしくお願い致します。
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レッドツエッペリン

2007-12-18 | 音楽
私としては今年の重大ニュースの一つです。まだ何日も経っていないのにさっそく海賊盤が出回っているようで、その人気は恐ろしいばかり。老いてなお盛ん、観客としてポールマッカトニーとかミックジャガーとかピンクフロイドのメンバーが見にきていたというし、TV報道では9000人のチケットに100万人が殺到したのだとか。確かに私も大好きなバンドであります。天国の階段もやったそうですがテレ朝で放送したニュースはほんのわずかな映像しかなかったので、DVD発売が待ち遠しいところです。ボンゾが亡くなってから世界中の人に惜しまれつつ解散したレッドツエッペリンが、たった一夜限りの再結成、本当にそのライブは感激だったでしょうね。白髪のジミーページの姿がTVに映っていましたが、もう60才は超えているのじゃなかったかな?
先日仲間とツエッペリンについて語り明かした時に、彼等はもちろんロックの王者ではあるけれど、音楽性はエスニックミュージックと言えるほど世界中の楽器の色々な楽器を取り込んで作られたある種のエスニックミュージックであったのではないかという結論に達しました。私もタブラや馬頭琴やら二胡を楽曲に組み込んだり自身でも弾いたりもしますが、もう三十年も前にそういう事を行っていた彼等の音楽性は本当に高いものがあると思っています。どんどんと新しいバンドができては消えるロックシーンの中で、ツェップがいまだに高い人気を誇るのも実はそんな音楽性の高さがあるからなのだとみんなで一致して納得しました。
これは自分なりの考えなんですが、ヒーリングミュージックの要素も多分にあるツェッペリンをもう一度聞き直してみようと思いました。
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本田さんコンサートの報告(及川恒平ペパーランド)

2007-11-16 | 音楽
11月13日、横浜は「港の見える丘公園」内のイギリス館(旧英国総領事公邸)の素晴らしい建物の中、小さなサロンコンサートが行われました。昔本田さんが所属していた「ペーパーランド」という及川恒平さんを中心とするフォークバンドが数十年の時を経て活動を再開した記念すべきコンサートでした。及川さんはあの「六文銭」に所属し上条恒彦さんが歌って小室等さんが作曲した名曲「出発の歌(たびだちのうた)」の作詞者でもあります。このペーパーランドは及川恒平(メインボーカル・ガットギター)、本田修二(リード&サイドフォークG、メイン&サブボーカル)、幸田実(エレキベース)の三人。コンサートはギターの絡みが心地よい中、陽だまりの中にいるような雰囲気で進められていきました。途中及川さんの「メンバーからはお願いだからカポタストをする位置を間違えないで!と言われた」というコメントには爆笑しましたが、実は本番で本当に間違えたのだそうで(笑)、そんなことを観客に悟られずに最後まで弾いてしまう及川さんのギターテクニックとホンワカしたトークは立派なショーになっていてうなずくものがありました。個人的には数年前長野県伊那市の「地球元気村」の中開かれた小室さんのコンサートで聴いた「雨が空から降れば」という大好きな曲を及川バージョンでまた聴けた事と、前回6月のコンサートで見逃した本田さんの「メリークリスマス」を聴けた事が嬉しかった。これから期待大な「ペーパーランド」です。お邪魔させていただいた打ち上げも及川さんの話で盛り上がり楽しかったです。あと及川さんは「まるで六文銭のように」で小室さんや四角佳子さんとフォーライフレコード復活の中、活動を再開するそうでこちらも楽しみですね。
関連ページ及川恒平オフィシャルサイト-日々のこと
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本田さん来日コンサート。

2007-11-11 | 音楽
あのフィリピン在住の我が友というか先輩の本田修二さんが来日コンサート。
前にも告知した本田さんマキさんのGINTE2と、あの六文銭のボーカル「及川恒平」さん、そしてフォーク歌手の「生田敬太郎」さんとコンサートを行います。 11月11日(日曜日) 下北沢ラ・カーニャ開場16:30 開演17:00。
http://www1.ttcn.ne.jp/~LaCana/
11月13日(火)開場18:30 開演19:00横浜 イギリス館
http://www.orangenotes.jp/oikawa/yotei/diary.cgi

11月17日(土)開場17時 開演18時
手風琴  東京都豊島区巣鴨3-21-3
  予約・問い合わせ  手風琴 03-3940-4456
http://www.orangenotes.jp/oikawa/yotei/diary.cgi?no=104
の予定でコンサートするそうです。
私自身六文銭と言えば上条さんの「旅立ちの歌」とか小室さんの「思い出橋」とか「雨が降れば」、ブランコも故郷も雨のなかぁ~しょぅ~がないぃ~こんな日はしょうがない・・なんて、今でも覚えているような我々の世代には有名な歌がありました。本田さんからは、この及川さんの話をよく聞いた覚えがあり楽しい話が多かった記憶があります。音楽を通じてまた旧交を暖める事が出来いい感じのライブになると思いますよ。フォークソングの時代を支えて来た方々のライブ、クオリティーが高いのはもちろんの事「ベトナム戦争時代の若者が考えた、やさしさとはなんぞや?」というような雰囲気に触れる事ができると思います。お近くの方々はぜひこの暖かいライブをのぞいてみてください。(⌒⌒)
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The Cavern

2007-09-28 | 音楽
かれこれ、もう23年前にもなりますが、リバプールへこのCavern Houseを見に行きました。ご存知の方も多いと思いますが、ビートルズが主に出演していたライブハウスです。私がビートルズと出会う前に聴いていた音楽は映画音楽やらクラシックやらで、ドラムやエレキがフューチャーされたビートルズの音楽は最初はうるさくしか感じませんでしたが、聴いているうちに衝撃を受けたものです。今ビートルズを聴き返してみるとアイルランド民謡やら、ケルトな雰囲気から、世界中のあらゆる音楽から影響を受けていたのがよく分かります。ですから、その後我々が色々な音楽を聴いても違和感がないというか、ビートルズは新しい音楽への水先案内人のようなところもあったと思います。私がイギリスへ行った頃はパンクが下火になり始めた頃でロンドンにはまだ顔中にピンが突き刺さったファッションの人がけっこういました。
今ネットでCavern と検索すると、日本の六本木や大阪や色々なところでこの名前を目にしますが、これはすべてこのリバプールにあるCavern から来ていると思います。(現在もあるかどうかは知りませんが)
ビートルズというのはイギリスから色々な音楽を輩出させるきっかけになったわけですが、その影響は全世界に及び、自分だってある意味このビートルズとの出会いから音楽への長旅を始めてしまった一人だと思います。現在創作しているジャンルが一見違うように聞こえますが、要素はビートルズの中にも沢山感じる事ができます。
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