自然と音楽と・・/天山

大自然と音楽がテーマのブログです。

フォーク世代

2009-11-22 | 音楽
頂いたのに聞き忘れていたCDを聞いています。
もっぱら洋楽で育った僕も、フォークの影響は大きなものがありました。
拓郎さんやかぐや姫、井上陽水さんやらいろいろいろ。少し前に頂いた日本クラウンの二枚組のCD「青・フォークベストセレクション」を久しぶりに聞けば知らない曲など一曲もない。当時レコードを持っていなくても、友人の家に行けばなにかしらフォークのレコードはありました。友部正人や高田渡は友人達が歌ってくれる事で知ったけれど、当時のフォークは百花繚乱で、色々な人たちの伝説があって面白い時代でした。僕が好きだったのはNSPの「さようなら」という曲で、何故かわが故郷では流行っていたのだけれど「夕暮れ時はさみしそう」の方が全国的には売れたらしい。ふきのとうの「白い冬」も好きだったけれど、当時歌っていた人はいなかったな。
今考えると「襟裳岬」は森進一さんが歌っているのだし、演歌とのさかい目というのもあやふやなものだったような気がするなぁ。岡林信康さんがボブディラン来日時にあの「美空ひばりさん」を武道館のコンサートに連れて行った時に、ひばりさんは途中退席したらしい。
あのマイケル参加の「ウィアーザワールド」で最後に素っ頓狂な声を出すボブディランは僕にとってはものすごくかっこいいのだ。ディランの詩は深く、あのジョンレノンもディラン本人から学んだ事もあるのだし、ディランというフォークの神様の影響力は大きかった。
もちろんそれだけではないけれど(他にも大きな影響力をもった方々が同時代に生きているので)、今でも歌えるフォークの曲は偉大なものです。歌声喫茶が流行るわけですね。僕もフォークの世代にすこしかかっているなぁと感じた次第です。
コメント
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