西に美しい月があると、東はこんな空。同じ日に撮影しました。
まるで宇宙怪獣ドゴラがいるみたいだ。
(ドゴラ)
この超すごい風が吹いてから東京の空はまるで梅雨が明けてしまったかのようです。
昭和39年といえばもう初代ゴジラは発表されているのですが、この宇宙大怪獣ドゴラは、イカだかタコに似たアメーバー状の化け物が空に現れ石炭を口だかお尻だかから大空へ竜巻のような感じで吸い上げてしまうという、人類の資源を先取りして食べてしまう戦後日本で生まれた円谷プロによる宇宙怪獣です。当時は温暖化なども誰も言う人がいなかった時代ですが、僕らはいわれのない恐怖を感じた映画でした。当時はTVだって白黒だったと思うのですが、このアメーバーの化け物の青い色が妙に頭に残っていて、CGもない当時としては青色の恐怖という感じが残っています。個人的には好きだった映画ですが、興行的には成功しなかったそうです。そんな映画が長野県の高遠町までよく来たものです(笑)
こんな強い風の空と美しい月が同時に存在すると、世の中は光と陰という存在で成り立っているのではないかと頭の中で空想というか妄想がかきたてられます。日々変化する空は本当におもしろい。・・・けど、あまり見た事が無い空は少し怖いですね。
(⌒-⌒;)