真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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極道らしいのは設定のみ?!『beast&feast』

2010-09-02 | 読了本review
本日はコミックスです

亜樹良のりかずさん『beast&feast』
 刑事の受様は殺人事件の捜査中、極道となった攻様と再会した。
 中学時代、水と油のような関係にも関わらず懐いていた攻様は、
 受様の体と引き換えに事件に関する重要な情報を渡してやる言い?!

久しぶりの亜樹良さんの新刊は雑誌掲載作の短編を纏めた一冊

私がこのシリーズを知ったのは『beast&reward』からだったので
まさに待ってましたシリーズでとっても面白かった

某暴力団の極道モノと捜査一課の刑事が再会、
まとまるまでに受様のお仕事と攻様のお家事情が
絡まって展開します。

受様は捜査一課の刑事さんとして
韓国人の連続殺人事件を追っていしたが、

大久保周辺の聞き込みで
いかにもヤクザという男に声を掛けられます。

驚いた事に彼は受様の中学の同級生で
学区内でも有名なヤンキー君だったのですが、
今では立派な極道さんになっていたのです。
そして彼こそが今回の攻様です

期待通りな職に就く攻様に引き気味な受様でしたが
攻様は受様の追っている事件について何やら知っている様子。

難航する捜査に攻様に接触を図る受様ですが
情報の提供料として攻様が欲しがったモノとは受様の身体

その場で唇を奪われながらも逃げ出した受様でしたが
攻様にからかわれただけなのか、
本気で迫られたのかが気になってしまい

ヤクザ×刑事ですが、
受様に激甘のワンコ攻様と
真面目なわりにちょっとおボケな受様の
ラブ中心のコメディですので

再会のきっかけとなった事件も
攻様情報であっけなく解決してしまうという
あっけないオチでも無問題ですよ

もともと3頭身キャラの可愛さに目が無い私。
各話の最終頁のつぶやき1コマは正にツボ
次の本でも是非やって欲しいですね。

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