真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

日々のちょっとした楽しみに・てんてんの書籍買物&萌review♪
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どちらも思い込みが激しいような『銀の誤解 金の恋』

2009-04-30 | 読了本review
本日はアルルの新刊で

火崎勇さん『銀の誤解 金の恋』
 ある事情から後見人だった恋人と引き離された受様。生きるのに
 精一杯の日々を送っているが、恩人の助っ人として行ったパーティで
 彼に再会する。優しかった彼に冷酷な眼差しを向けられてしまい?!

今月は沢山の火崎作品を読みましたが、
このお話が一番萌えられなかったです

両親が事故死したのをきっかけに
会社の跡取りだった攻様に引取られた受様。
共に過すうちに彼に惹かれていって恋人になるのですが、
二人の関係が露見した瞬間、
親戚筋に暴行を受けた上で家を追い出されてしまいます。

それから4年、
助けてくれた銀座のママの居候として過す受様。
攻様は幸せを願うだけの日々ですが、
あるきっかけから攻様と再会します。

かつての甘やかさなど欠片も無く冷淡な攻様は
さらにはママのパトロンを彼のパトロンと思い込み、
ホテルで激しく犯す程、受様に悪意をぶつけます。

過ぎた時間の分だけ深まった攻様の誤解。
捻じ曲がった真実を解きほぐす為の糸口はドコに

最後の最後で攻様が誤解に至った原因が暴露されて
無事に元の鞘に収まるのでの過程を
ハラハラしつつ楽しむお話かとは思いますが、
攻様がもっと早く受様を探していたら
ココまで拗れなかったような気がする

火崎さんのお話は
キャラが思い悩む様子がとても人間ぽくて好きなのですが
今回、受様が思い悩むモノローグが多いので
テンポ良くパタパタ進むお話が好きな方には楽しくないかな
次の新刊は来月なので次に期待かな
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お話の中でだけじゃなく・・・

2009-04-30 | 雑誌
今日は雑誌です

津守時生さん『三千世界の鴉を殺し』マガジン
藤谷陽子さん『るったとこだま』

三千世界の特集雑誌、ついに発刊です
やっぱCDが一番の楽しみですが、
幻の雑誌「パープル・ヘヴン」もどきもとっても楽しみ

津守さんはどう頑張ってもはっきりBLは書けないそうなので
想像するのみだった「パープル・ヘヴン」
コミックスだけ読みましたが、
同人作家さんが描かれているので
ソレっぽいトコがまた良いですね
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幸運は誰の頭上に?『失恋竜と契約の花嫁~幸運の星めぐり』

2009-04-29 | 読了本review
本日は久しぶりにラノベで

渡海奈穂さん『失恋竜と契約の花嫁~幸運の星めぐり』
 人でありながら竜と暮らす主人公。子供達とともに長くて甘い生活を
 送っています。その生活が一変したのは助けを求めてやってきた妹と、
 噂の極悪竜を倒さんとする自称勇者の優男の訪問でした!!
失恋竜シリーズの3作目

前作より14年後の本作、
竜との婚姻によりヒトよりもゆっくりとした時を生きる主人公は
2人(2匹?)の子供を生んで母となっていますが、
可憐な姿と不器用な手際は結婚当時のまま。

しかし時は確実に移り変わり、
魔法庁が消滅して魔法使いが消えた騒動以来
魔法や魔族に対する知識は徐々に失われつつありました。

そんな時、故郷の村で人々が消える事件が発生。
小さな魔族を好事家に売っていた男達が連れ去られたのですが
妹の恋人が巻き込まれて行方不明らしく、
助けをもとめられた主人公は魔族の説得を試みる事になります。

しかし向かった村で待っていたのは
花嫁を差し出せという魚人の使い魔で

妹の他に悪名高き竜を退治して勇者になろうとする若者と
旦那様の兄竜が絡んでスッタモンダの大騒動に
最後は隠し玉で大団円って感じなのでコメディ要素が強いです

渡海さんはBLでもコメディタッチだとノリが良いというか
テンポが良い作品が多い作家さんだと思います。

ラノベでは他にソフィアの宝石シリーズも書かれていますが、
ソフィアのキャラは性格設定が固いからか
全体的に文章が硬いというか流れが悪くて読み辛い。

竜シリーズの方が断然面白いので
今回みたいに単発で子供達のお話とかも読みたいですね
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全プレ『あつめてマイレージ』15ポイント

2009-04-29 | 全員サービス
帰宅するとポストが何かに塞がれている

『ルビーあつめてマイレージ』複製原画セット
 シエルとルビー文庫の人気作の複製原画5枚セット

欲しいポイントまで頑張った結果、
ちょっと残ったのでBセットを頼んだのですが
もともと漫画系は熱心に集めてないので
素敵と思うか、えぇぇぇぇ~と叫ぶかは微妙なところ
これなら携帯小説を全段頼みたかったと思ったです。

でも最終コーナーに来て足りなかったら本末転倒だったので
今だから言えることでも有り・・・。
年間企画も良い事ばかりじゃないですね
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言い出せない事・言えない事『アゲハ蝶に騙されて』

2009-04-28 | 読了本review
本日はシャレードの新刊で

楠田雅紀さん『アゲハ蝶に騙されて』
 取引先の接待で向かったニューハーフバーで美人な彼に好意を
 持った主人公。しかし再度訪ねるとすげなく対応されてしまう。
 そんな頃、優秀な新人が入社するのだが、熱心な視線を向けられて?!

本作で商業文庫は3作目の楠田さんですが、
キャラの設定付けや展開がちょっとというかかなり変わっています。

その変わったところが私のツボのストライクゾーンなのですよ
今回も小説で「女装攻」って読んだ事ないし、
しかもイラストの三島先生って
結構可愛い系の攻君が年上彼氏を押し倒しているイメージが

他の要素があまりにも色濃くて少し忘れ気味ですが
本作は後輩と先輩のオフィスラブです。

新入社員で入ってきた後輩は
学費を稼ぐためにニューハーフバーでバイトをしているのですが
自分を解放するための女装バイトなので体はドコもいじっていません。

ソコに接待で主人公がやってきます。
店の一番人気だった彼にボーとなって忘れられずにいたので
酔った勢いで彼に迫った結果、
ベットに押し倒されてヤラレテしまいます。

翌朝、女装した彼の正体が後輩と知った主人公は

どうして攻様がニューハーフのバイトをしていたのか?
自分を執拗な視線で追っていたのは狙っていたから?
そもそもナゼ自分だと言わなかったんだ?

と混乱し、後輩を避け始めますが、
どうしても先輩をあきらめきれない後輩は
女装姿なら話を聞いてくれるのかと説得を試みます。
そして向かった先輩のアパートで待っていたのは小さな男の子
秘密を抱えていたのは自分だけじゃない

後輩の女装を先輩がなじったと思ったら
先輩は子持ちのバツイチなのを黙って関係したと責められてと
騙す側と騙される側がコロコロと入替るのも
ドタバタしていてとっても面白かったです

但、どちらの言い分が正しいのかとか考え始めると
感情移入し難くて読みにくいお話ですので、
細かい点まで気になる方には不向きかと思いますよ。

最後まで流されるままに読んだほうが楽しいお話です
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早くも5月の新刊が!!

2009-04-28 | 小説
そろそろかもと向かったメイトさんにて

雪乃紗衣さん『彩雲国物語黄粱の夢』
志麻友紀さん『セイント・バトラーズ湖の魔術師と光の一角獣』

角川系文庫出てましたね
ポスカ欲しさにルビーは通販していたのですが、
最近、セイントバトラーズの発刊には
メイトさんでペーパーが付くので
ひょっと今回も有るかと買い控えていましたら
付いてましてラッキー

先月の本もまだ買いそろえていないので、
とりあえず2冊のみにしてみました。

というより先週BL系の新刊沢山買ったし
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本日はアルルの他にも色々と

2009-04-27 | 小説
本日はオークションでお譲り頂いた品も到着

火崎勇さん『銀の誤解 金の恋』
洸さん『残酷な指が狂わせる』
森本あきさん『お嫁にしてね』
森本あきさん『花婿はイタリアで恋をする』
神楽日夏さん『刹那の楽園』
椹野道琉さん『夜の乱入者』

火崎さんから読み始めるのですが、
洸さんの本もすっごく気になる~
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好きだからこそ言えない言葉『それでもアナタの虜』

2009-04-26 | 読了本review
本日は火崎さんの新刊で

火崎勇さん『それでもアナタの虜』
 駆出しのデザイナーの攻様に結婚して一緒に暮らそうと言われた時、
 既に売れっ子モデルだった受様は攻様が一流のデザイナーになるまで
 はとあえてお断りの返事をした。しかしいざ彼が一流になったら・・・。

同居を断り続けた恋人が
養子をもらう事になて一騒動というお話

ゲイのカップルにとっては
養子=結婚というのは周知の事実でありますが、
受様が二十歳になる寸前、
籍をいれたいとプロポーズした実績がある攻様が、
突然実子とも言えるような年の少年を養子にといえば、
自分はもう恋人ではいられないのかと
受様がグルグルするのは当然

火崎作品はハッピーエンドがお約束なので
安心して一緒にハラハラできるのが本作の醍醐味でしょう

お互いを大切にしたいという思いからの言動でも
その正しく思いが伝わらなければ齟齬が生じ、
小さな誤解が大事件になるのは
恋人同士に限ったことではありませんし、
判っていてもナカナカ出来ませんけど
大切な事ほど言葉に出来ないものですよね

本当は受様が思っているよりずっと独占力が強い肉食系攻様が
嫌われたくなくて言えなかった本音をさらし、
商売道具の身体にごまかしようも無いほどの痕を残すほど
受様に惚れてるというオマケもついて面白かったー

火崎作品、大好きだ
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やっとGETです!!

2009-04-25 | 小説
やっと手に入れました

火崎勇さん『それでもアナタの虜』
麻城ゆうさん『新特捜司法官S-A⑧』
活字倶楽部 2009春号

本日発売のはずがキャラ文庫しか平台に無くて
アルルはまた来週探す事にしました

活倶楽はすっかり忘れていましたね。
でも気づいた時に買っておかないと
いつの間にやら無くなるので買っておくことに

明日は火崎さんのレビューを書きたいです
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またまたついつい・・・買ってしまった

2009-04-24 | 小説
本日も本命じゃないのに沢山

楠田雅紀さん『アゲハ蝶に騙されて』
水瀬結月さん『恋花火』
深山くのえさん『アラビアンローズ~ルゥルゥの不運』
渡海奈穂さん『失恋竜と契約の花嫁~幸運の星めぐり』

本命の火崎さんはどちらも明日でした。
でも明日は用事があって本屋には行けない
しかもシャレードも買いたかったのでもうイイや状態で

特に楠田さんはまだ新人さんですが、
前の二冊もキャラの性格付けが変わっているのに
事件性の無い日常で展開する上
すっきり読めるという美味しい感じで絶対欲しかったのですよ。

最近の新人さんは同人活動で文章を書きなれているのか
展開にムリヤリなトコが少なくて読みやすいです
読後感が良くてまた読もうと思える方は貴重ですね。

今回はなんと「女装攻」
受けじゃない女装ってどうやってHにもつれ込むんだ~と
買わないとモンモンしそうだし・・・。
火崎さんを買う前にしっかり読み終えねば
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見た目にハマり中味で落ちる『天下無敵の天使サマ』

2009-04-23 | 読了本review
本日はプリズムの新刊で

真崎ひかるさん『天下無敵の天使サマ』
 母ゆずりの派手な美貌で「皇帝」と呼ばれる攻様。
 ふとしたきっかけで天使の見た目で『医務室の女王』と
 呼ばれて恐れられている保険医に興味を持つのだが?!

太平洋に浮かぶSD養成所が舞台の本シリーズ、
前作は赤クラスのリーダー『姫』のお話でしたが、
本作は青クラスのリーダー『皇帝』のお話です。

前作でも脇でそれぞれがてでいるので
『難攻不落な君主サマ』を読むと更に美味しいというか
読んで読んだほうがより美味しいお話です

フランス人の母の血を色濃く継いだ攻様は
キラキラな金髪と蜂蜜の様な色素の薄い瞳の持ち主。

その外見と落ち着いた態度から『皇帝』と呼ばれますが、
日仏ハーフな彼の家は典型的な旧家で
家の中で絶対的な存在だった祖父は、
義母の生んだ弟を跡取りとしたばかりか、
彼のサポートとして生きる事を強要されますが、
養成所に入る事で家族との縁を断とうとします。

そして訪れた地で出合ったのが医務室の主で有り、
『医務室の女王』と呼ばれる受様でした。

彼はガタイの良い訓練生に比べて細身過ぎて実際以上に小さく見え、
優しい雰囲気とあいまって年齢不詳。
年上の余裕を崩そうと口説きに掛かった攻様ですが、
放たれた台詞は

「私に抱いてほしいの?」

しばし固まるもそのまま引き下がるほど弱気でもない攻様、
受様がいつも元気で強気な『姫』をも引かせる人物と知ると
俄然アタックにも力が入ります

キスなら許されるくらいに接近した彼の部屋で
殉職事故で無くした弟の時計を前に弱った姿をさらされては
もう深みに嵌るなと言うほうが無体というもの。

そして彼の弟の元パートナーにして同僚でもある教官に
ファーストネームで呼ばれて笑いかける彼を見た時、
嫉妬で目がくらんでしまいます。

果たして二人の恋の行方はいかに

見た目以上に年上の受様の思った以上の可愛さに
翻弄される攻様の様子も楽しい本編ですが、
続編の受様視点から見ると受様も結構メロメロですよ

ココまできたらヤッパリ『殿』の恋も希望

来年の新入生でまた違った女王様受パターンを期待して
三部作と行きたいですね
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本日は久し振りにCDを

2009-04-23 | CD・DVD
本日は通販買ったでCDが到着です

清家未森さん原作CD『身代わり伯爵の結婚』
Unit Vanillaさん原作CD『アーサーズ・ガーディアン赤版』

半分忘れかけていたのですが
佐川のおじさんのピンポンでダッシュです

『アーサーズ・ガーディアン』はまだ買っただけなので
CDからでも良いかな
でも明日は火崎先生の本を買う気満々
GWまで聴かないままになりそうです
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大切な思いを伝えるもの『永遠と一瞬』

2009-04-22 | 読了本review
本日は昨日の花丸の新刊で

西門さん『永遠と一瞬』
 トップミュージシャンとしての道を着実に進む幼馴染の彼に
 置いていかれない様にと仕事に励む主人公。そんなある日、
 彼にロケ先に相応しい場所を探して欲しいと依頼されて?!

お互いが大切すぎる為になかなか一歩を踏み出せない・・・

こういう関係は読者としては
ハラハラさせられれぱさせられるほど面白い展開

特に端々にお互いへの独占欲が見え隠れするともう最高

本作は互いに思っている幼馴染の二人が
紆余曲折の後に恋人になるまでのお話ですが、
お互いの鞘当として受様には会社の先輩、
攻様には元彼が登場。

攻様自身の歌や雑誌インタビュー等、
お話の展開の鍵となる小道具の使われ方も効果的で
全体的にとても流れがよく読みやすいお話でした。

西門さんのデビュー作ですが、
コレからがとても楽しみな作家さんです。

他のお話も読んでみたいと思いますが
まずは元彼の恋で続編希望
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楽しみにしていたわりに忘れているよ~

2009-04-22 | 雑誌
本日は付録CD目当てで雑誌を購入

Daria2009.6月号
真崎ひかるさん『天下無敵の天使サマ』

ダリアの6月号にCDがつく事は判っていたのですが、
すっかり忘れていて店頭で焦ってしまいました

昨日の本、一緒に今日良かったような気もしつつ、
でももう昨夜一気読みしたので
ソレはそれで良かったような複雑な気分

そして今日もお金払ってしまってから
明日も何か出そうな気がひたひた押し寄せてきた私。

反省が生きてない
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我慢できずに買っちゃいました

2009-04-21 | 小説
週末沢山出るというのに我慢がきかず

西門さん『永遠と一瞬』
月本ナシオさん『ミリセントと薔薇の約束休暇旅行は琥珀の調べ』

週末でる新刊と一緒にと思っていましたが、
どうしても待ちきれずに買ってしまった西門さんの新刊

花丸文庫はレーベル的にあまり好きじゃないのですが、
最近の他社で良かった新人が結構花丸出身というのが続いたので
買っても大丈夫かなと

設定がすっごく好みなのですよ
早速読みます
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