新学期色とりどりのランドセル・目を凝らす墨絵の桜満開に

2019-03-21 | 日記

2019年3月21日(木)4578水泳とウオーク50分

 

 のびたさん、ここが正念場・・でもねつばさではたくさん優秀句を
魅せてくれていますから…。明るくとらえてくれてうれしいな。

こりゃいかん いつまで続く 凡人句

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年3月川柳「華やか」

1田舎もんさん

華やかな町は煙たい通夜帰り

下句が唐突に感じるのですが・・・

 町全体が煙たい? 通夜の会場が煙たい?

⇒華やかな町に煙たい逮捕劇

⇒華やかな町を涙の通夜帰り

華やかな通りを避ける通夜帰り

先ほどの通夜帰りの句と同じ人ではないですよね

 上手にまとまりました  中句がいいです

 

2 80円女岡山さん

お寿司見て祖母の手作り懐かしい

  見て は不要

⇒巻き寿司に祖母の手作り思い出す

文字あそぶ書き方しだい華がある 

発想が面白い 

 

3 蓮子さん

足さばき花魁道中はなやかに

⇒裾さばき花魁道中はなやかに

華やかさ競い合ってる胡蝶蘭 

 いいですね

 

4 あさがおさん

ちらし寿司豪華に祝う初節句

「祝う」は不要 もう一歩踏み込んで

⇒ちらし寿司豪華に弾む初節句


華やかなピアノの調べ祖父が弾く 

弾く を変化させて 

⇒華やかなピアノの調べ祖父の指

 

5 のびたさん

人生の波乱思えば今が華 

⇒人生の波乱を越えて今が華
ベランダに菜の花咲いて華となる

⇒菜の花の黄色ベランダにぎやかに

 

6 リボンの騎士さん
連れ合いが華やぎ増して六十路越え

⇒華やかに妻は六十路を越えて咲く
九つで華やかデビュー菫咲け 

時事吟、上手いですね


7 魔女さん

華雛を真似して孫もすまし顔 

かわいらしい情景が浮かびます

華やいだ父の笑顔は宝物 

ドラマを盛り込みたい

⇒父傘寿華やぐ笑顔宝物

 

8浅川ユキさん

喜寿迎え華ありし頃懐かしき

 文語体ですね

⇒喜寿迎え華やかな頃懐かしむ

華やかな笑顔の君は黄泉の国

 遺影を見ておられるのでしょうね

 

9たけじいさん

一枝の桜で華やぐ奥座敷(中8)

⇒一枝の桜華やぐ奥座敷
幼子の瞳に映る段飾り

映る は不要かなー

⇒幼子の瞳に赤い段飾り

 

10 ひまわりさん

華やかなショー終えて知るわびしさよ 

これもお上手 

出番待つ成人式の貸衣装 

一番言いたいことは「貸」ですか?

⇒貸衣装群れて成人式の華 

待ち遠しいこと?

⇒羽織袴借りて成人式を待つ

 

11 夢っこさん

華やかな芸能界もがんに散る 

下5が悲しいですね 

⇒華やかな芸能界も侵すガン 

散り際も怪しき色香まだ女 

どういうことかな?

死ぬ時もってことですか? 

怪しき⇒妖しき が良くないかな?

⇒散り際も妖しき色香まだ女

 

12 新屋敷ばあちゃん

花曇り河津さくらも空に溶け  

きれいな句です

老いて尚輝きたくてカルチャーへ

 堅くないかな?

 

13 ピッコロさん

山ガール年齢不詳山に咲く 

何かつまらないなぁ

⇒喜寿米寿可愛く咲いた山ガール

その昔入れ歯華やか金銀で

 確かにそうでしたね~

⇒その昔入れ歯華やか金や銀

 

14ちどり

新学期色とりどりのランドセル

 タイムリーで、光景が目に見えるようです

花筏最後の命光らせて

 

15 ヤングママさん

華やかな陰でつぶやく妬み声

 ご自分のことなら「声」は不自然

⇒華やかな陰で妬みがふとよぎる

 他人のことなら

⇒華やかな陰で聞こえる妬み声

夢見てる脚光浴びて振るタクト

⇒いつの日か脚光浴びて振るタクト

…元のままがいいかも…

 

16 団地ばあちゃん

銀髪でさらに華やか友の顔

 中句が説明っぽいです

⇒銀髪の友の笑顔の華やかさ

散ってなお命並べて花筏

 きれいですね とてもお上手です

 

17下伊敷おじんさん

脈をとるネイルアートの白い手で

 動揺している作者が見えますね

華やかな絵巻の中に知る昔

 下句がちょっと残念 

⇒華やかな絵巻の中に眠る恋

 

18 団地住民さん

廃校の学びの窓に咲く桜

 「学び」と「咲く」は不要かな

⇒廃校の窓に今年も八重桜

震災のあの日伝えて咲く桜

 中句が説明っぽくないかなー

⇒華やかに桜 震災忘れない

 

19 なつめさん

華やかに初産オギャー孫デビュー

 出産が華やかとは、意表を突きました

パソコンの向こう華やぐキラリ友

 脚色します

⇒パソコンの前で華やぐおばあちゃん

 

20 ひげ爺さん

日本の未来を背負うランドセル (自)

 もうひと捻り欲しいかも

よっこらしょ七十路過ぎてついた癖

 羨ましい、私は40代から言っています

 

21 鈴音さん

華やかな花嫁になり初孫が

 「華やか」は入れない方がいいかも

⇒初孫の花嫁姿目が潤む

ひっそりと芽吹いて春を告げる花

 どちらかというと清楚な感じがしますね 

 

22カエルさん

華やかさ眼裏(まなうら)に閉じ眠る春

 意味がよく取れません 自己満足句かも

目を凝らす墨絵の桜満開に(カエル) 

 きれいです!

 

23 マッピーさん

振袖が二十歳の風で泳いでる

 二十歳の風って何だろう? 

振袖と二十歳は当たり前すぎませんか?

振袖が鯉幟のようにはためいている感じがします

⇒振袖が新しい風巻き起こす

着飾って古希お祝いのクラス会

 スッキリときれいにまとまりました

 

入選

脈をとるネイルアートの白い手で(下伊敷おじん)

その昔入れ歯華やか金銀で(ピッコロ)

華やかさ競い合ってる胡蝶蘭(蓮子)

華やかな笑顔の君は黄泉の国(浅川ユキ)

華雛を真似して孫もすまし顔(魔女)

散ってなお命並べて花筏(団地ばあちゃん) 

⇒廃校の窓に今年も八重桜(団地住民)

九つで華やかデビュー菫咲け(リボンの騎士)

華やかに初産オギャー孫デビュー(なつめ)

 

佳作

着飾って古希お祝いのクラス会(マッピー)

花曇り河津さくらも空に溶け(新屋敷ばあちゃん)

華やかなショー終えて知るわびしさよ(ひまわり)

華やかな通りを避ける通夜帰り(田舎もん)

花筏最後の命光らせて(ちどり)

 

準特選

目を凝らす墨絵の桜満開に(カエル)

評:無彩色の墨絵の中に華やかさを見つける。着眼点が素晴らしいし、想像を掻き立てる作品です。

 

特選

新学期色とりどりのランドセル(ちどり)

評:ピカピカのランドセル、最近はカラフルで本当に華やかですね。ランドセルの色だけでなく、

子どもたちの華やぐ気持ちまでうまく詠み込まれています。

軸吟》華やかな過去は語らぬままの鍬

次回の題「入院」 

なんだか自分の句は面はゆいです。

私的には「花筏最後の命光らせて」

(佳作)

今の自分を懸命に背伸びして詠んだので・・・気に入っています。

やはり、皆さんが「特選に入ってうれしい」と喜んでもらえる方が

ブログアップも楽しいです。

 

 放送はまだ少し続いていますが出かけるのでアツプします。

夕方再編集します。

 

 

 

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