2020年2月26日(水)二度目の投稿です
今日あじさいに仲間入りした二人 実は一人は放送で毎回行政相談員として
日程の案内をしてあげた福永千鶴子さんです。
福永さんがお友達を誘ってくれたのです。
そこでお友達に色紙を準備しました。福永さんは2月11日来ていただいて
色紙はあげているのではがきにしました。
ところが福永さんが「まあこの色紙の方がいいわ、私のは幽霊みたいな絵だった」
というのです。下のがその色紙です。
なるほどね手も足もないから幽霊?・・・
ショックでした。
「あら私あの絵気に入っているのよ、私の描いた画は下手だけどどれも好き
だから人にあげたんだけど・・・」
福永さんとはとても親しくしている間柄だから、お互い腹蔵なく
言いました。
でも、一日中それが引っ掛かりました。絵の才能もない私が
ゲストで来てくださった方やあの日のゲストさんに下手な絵を付けた
己書をさも得意げに渡してしまったんだ。
画がまずくても描いていることが共感できたり、味わいのある文字?
のつもりもあって・・・。
夜ブログアップの後、やはり取り返してこよう・・違うものを上げよう
そして一気に描き上げました。
もう一人の方にあげたのはだるまさんの絵でした。それが気に入ったと
言ったので だるまさんにしました。言葉は違いますが・・・。
これも決して上手ではありませんが・・・・
9時前に福永さん宅へ歩きました。
玄関に飾られている世界の芸術品の数々・・ご夫婦で旅行されて
手に入れたものばかりです。私の己書と比べることはできませんが
恥ずかしくなりました。
「これを取り換えて欲しいの・あの幽霊の絵は返してくれない」
びっくりした福永さん、「いやあれは冗談よ。帰ってよく見たら。
私がこの色はずべてグレーだと勘違いしていた・・・」
でも考えました。あの日差し上げた50数枚の己書・・きっとあまり
気に召されない方もいたはず。どうしようもないけれど、頼まれもし
ないで人にプレゼントし続けてきました。率直に言ってくれた福永
さんに感謝すべきだと思いました。
「4年前にいただいたお雛様も飾ってあるよ」
まるで保育園児への手土産のようなこのお雛様、4周年の時お土産にしたのです。
何とお粗末な飾りでしょう。でも私には宝石の様に見えました。
心を込めて70個作った日々のことを思いました。
今回だって2:11が決まってから、毎日楽しんで描いた己書。価値観は会わなくても
私の心を込めた思いは伝わっているに違いない。
いつかはプールで、色紙を差し上げたお坊さんに「地蔵さんは困る、他の絵に
描き換えて欲しいと言われてとても悲しかった。」
お金頂くわけでない人からそんなこと言われて、なんで正直書き換えたんだろう
と思いました。
私のむやみやたらとプレゼントする癖は考え物ですね。
でも私の己書は私の思いを描いているのでお気に召さなければ手にしないでいただ
くしかありませんね。
福永さんとは笑って別れましたよ。幽霊は返してもらってね。
お土産に「タケノコ芋・ミカン・ドリンク剤」をいただきました。
これはいい勉強になりました。率直に言ってくれた福永さんありがとう。
福永さんちの玄関にちょっと飾ってみました。世界の芸術品は撮りませんでした。