【政府の行うマクロ経済政策⑥】からの続き
今回は前回に懲りて原文の英語を成るべく意訳したい。更に、今回は2回に分けて投稿したい。 多くの人は、「公債の発行は赤字支出」と結び付けて公債の発行を嫌い勝ちである。完全雇用を達成する為には、政府が予算の均衡を或る程度乱さなければ成らないことに人々は関心を寄せ無いが、完全雇用を維持する為には公債の発行を伴う政府支出の増加や減税をしなければ成らないことも事 . . . 本文を読む
【政府の行うマクロ経済政策⑤】からの続き
財政政策に対するケインズ的見解と古典派的見解は矛盾する。古典派は、減税若しくは「赤字を生み出す政府支出の増加は、其れによって齎される政府支出の増加が其れが何な方法で賄われるにしろ、総雇用GDには何ら影響を及ぼさ無いだろう」と主張したであろう。古典派経済学者が総需要GDの増加の影響を分析した方法は次の様なものであった。 政府支出の増加 ⇒課税、借り入れ及 . . . 本文を読む