【「経済は世の中仕組み次第で如何にでも成る」？☜解析②】

　他人の欲しいものを生産する人も又、他人が生産したものを欲しがる。欲しいものを生産するものが一致すれば無駄と不満の無い経済社会と成る。社会主義は偉大なる統制経済に失敗した。失敗の原因は、最低限の生活水準を超えた場合の其れ以上の欲望を推し測れ無かったことに在った。資本主義は経済的発展に際限無い欲望を利用する。然し、現実は、地球上の多くの人々にとって、満足される経済社会とは行かず、経済以外の人の生き様に多くの影を落とし始めて居る。
　人の欲望は際限無いものであり、人は欲望？は経済的ものに限らず、「発展々」との掛け声に追い回されては、人としての本来の生き方も忘れされて終い、心の安定さえ失われる。時に、経済的利益の為なら倫理観や道徳観迄小聡明く枉げて人間性さえ失い掛ける。

　欲望で支配される「資本主義経済社会」は、既に陳腐化しており、 徐々見切りを付けるべき時が来たと思う。

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