貴ノ岩が、日馬富士に対する損害賠償訴訟を取り下げた。此れには、貴乃花の出馬が関係して居ることは間違いあるまい。然し、此の取り下げには貴乃花の「御涅」によって生じた醜い勢力争いを正当化する「言い訳」付きだった。一方、日馬富士側の弁護士は、此の「言い訳」を全面否定した。もし、両方の遣り取りが文書化されて居るなら、公表すべき。
国会議員は国民の信託を受けて国政の権力を握り、国民は其の権力行使によって福利を向上させるが、此の権力の行使は国政全般にわたるもので、特定の分野に限るものでは無い。屡く新人議員が、当選すると「此れから確り勉強する」と巫山戯たことを、臆面無く言うが、立候補した時点で一般常識は無論のこと法律にも精通してなければ直ぐ行われるべき国会での政策の賛否を自身で判断することは出来無いのだ。「秘書のアドバイスがあるから大丈夫」では駄目なのだ。
憲法前文では「抑々国政は、国民の厳粛な信託に依るものてあつて、其の権威は国民に由来し、其の権力は国民の代表者がこれを行使し、其の福利は国民が此れを享受する。」と書かれており、国会議員に「信じて任せる」ということは「国民の信託」に足りる識見、能力、判断力等総て備えて居るべきで、だからこそ国民からの多額の国費を報酬とし、或いは議員活動の経費として使えるのであって、国会議員にはインターンは赦され無いのだ。
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