「一人のクリスマス」
今年も終わり月訪れて
人混みに押され街角
飾られたショーウインドウ
華やかに誘うけれど
一人で見るには淋しすぎて
連れ添う恋人達は微笑
楽しそうに話しながら
ショーウインドウ前
一人通り過ぎる街角
クリスマスソング流れ
二人で聴いたメロデイー
懐かしく涙が濡らす瞳
夜空を見上げても星さえ
輝かない街の交差点
赤信号変わらなくって
一人で歩く道飾られて
街角で止まるには
淋し過ぎて俯き佇む私
何処へも行けない
聖夜淋しく一人宙見て
街角で膝を抱えて震えている。
「クリスマス 淋しくって一人行く道
俯いた顔 前も見えずに」