「駅一人」

★★★irasuto「想い」★★★

「駅一人」



行き交う人々は急ぎ足で通り過ぎる

人混みに紛れて君が見えない


逢いたい待ち遠しいの


と言っていた君の声が遠く聞こえ

右手の中で薔薇１本

淋しく萎れていく

立ち尽くす人混みの中人混みに

一人措き去られ

君姿探しても見えはしない

忘れられて愚かな別れ

仰いでも星さえも見えず

霞む瞳は虚しく濡れる！






「君待てど　プラットホーム一人立ち　別れに薔薇は　萎れて咲かず」