★ illustrationー「狙う」 ★
「君想いて」
濃い灰色の空を突き破り
落ち来る雨粒が窓ガラス濡らす
心の涙の様に流れる水滴
見つめる窓の外霞んで
僕の顔を映し出している
悲しそうな顔は涙を映す
思い出を追いかけている
雨窓を叩くとき感じる
君がドアーをノックして
髪を濡らし雫落として
悲しい顔で立っている
今も君の姿忘れられず
過ぎ去った日が今も甦り
僕の心を濡らし続けている。
「水滴が 窓を伝いて涙なる 君の悲しみ 天思い泣く」