天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

三者三徳

2006年07月27日 | 日記帳

 スーパーで産直野菜の仕入れが増えている。安定供給・仕入れで、生産者と店双方に利益がある。また、生産履歴開示(ができるの)で、消費者にも利益がある。まさに「三者三徳」である。また、消費者にも地物への安心感が増しているのだろうか。地元生産の産直野菜販売も増えている。

どうも 「安全・健康・地物・旬・鮮度」が、食べ物に対する新しいキーワードのようだ。

 

 さて、今朝のお風呂談義で、自然農業スペシャリストから興味深い話を聞いた。海水の恵みのことだ。海辺で栽培したみかんは何故美味しいのか。成る程な。聞けば聞くほど理屈がつながる。雑草を防ぎ、しかも、できるだけストレスを与えることなく、食物の栽培を助ける方法を知った。もちろん、農薬類は一切使わない。

 

 また、農業経験者が口一応に、「この土地では食物が育たないだろう」、と述べた畑に、食物が育ちだした。夜中、いのしし君も遊びに来ているようだ。よく知っているね、実ができてきたのを。

 

*天星人語は来週31日より再開予定です。

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4 コメント

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産直ねえ! (たけちゃん)
2006-07-28 07:21:39
【おはようございます】

卸売市場の低迷が続いています、扱い量激減、少子高齢社会のせいばかりではありませんねえ!

一旦産地から市場に送り価格をつけて物流する機能は役に立たなくなりました、卸売会社、仲卸会社の倒産も目立ちます

「産直」:商社や市場通さないで物流が進みます!



価格形成も「せり」で決まらず、相対相場中心となると弱肉強食勝ったもん勝ちとなります

庶民の台所を自負してきた卸売市場は単なる配送センターになってしまうのでしょうか?



豊富な商品情報は今やスーパーのバイヤーに握られ、スーパーの手先となって仕入れる位、地位が低下しています。大量に仕入れられる資金もかないません、情報と資金の両方で負けたら商社や卸の価値はありません、とどのつまりは二極化するだけ、小規模に生きるしかありません!



つまり生鮮品はスーパーか無人販売所にいくしかないのでしょうか、八百屋さん、魚屋さん、米屋さんの前途が明るい方法を見出したい!

高齢化すればするほど、毎日の買い物だけは人間的ふれあいの中で過ごしたいです。



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3日間留守 (akisroom)
2006-07-28 08:04:10
おはようございます。

お帰りなさい。

3日間お留守ですね・・・。

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たけちゃん、今晩は。 (天星)
2006-07-28 17:37:58
確かにお嘆きの様に、卸機能が弱くなったようですね。



生産者はあらかじめ生産量・金額が計画したい。仕入れるほうも仕入れ量と金額が計画したい。自然のなせるままだと、双方不安定なままです。双方が約束し合えば、安定します。また、ダイレクトだと消費者の希望に合った、商品を生産者に作ってもらえやすくなります。最近の消費者は生産履歴を求めます。これにはダイレクトでないと難しい面があります。卸業者が、この流れを把握して、実行すれば良かったかもしれませんね。



地位の低下はスーパーが悪いわけではないでしょうね。インターネットにより、もはや、ダイレクト取引は当たり前です。だれにでも、スーパーに代われる可能性があります。



スーパーもスパッと絶滅するかもしれませんね。おちおちできましぇんー。





商店での人間同士のふれあいをお求めでございましたら、戸越銀座商店街に住むとか、将来は保証できかねますが、方法はあるように思います。伊豆高原は不可能です。個人経営の「居酒屋さん」で、ふれあいをお求め下さい。



先日伊東の魚屋さんと取引を始めました。社長は、他の魚屋さんに自慢できると、喜んでおられました。あらかじめ、計算できる取引(それも今までの取引量とは比べ物にならない大量)と言うものは、魅力的なものなんですよ。ジリ貧から脱出できますしね。



これからは、皆様のご自宅にて行われる、「自宅談義」でふれあいを求めようではありませんか。





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akisroomさん、今晩は。 (天星)
2006-07-28 17:56:23
書き入れ時ですが、暑くなりましたから、お体ご自愛ください。
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