天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

課題解決ができなければ衰退します(新聞社の役割)

2024-07-26 06:01:01 | 人間歴史の途中経過

新聞社の役割とは

企業は社会的な課題(=問題)を解決すること(モノとコト)により商機を得ようと、しています。

自社内の課題と社会的課題解決を目標に存在しています。

それが出来ない企業は衰退する、と教科書に書いてあります。

ネット企業への対策が社会的課題ではないとは言いません。

しかし、言論企業には消せない歴史的な責務を負っています。

太平洋戦争を、ただ政府の発表を流すだけでなく、国民を戦争に駆り立てた歴史があります。

言論企業の役割は、人間の尊厳を守るために現状を正確に表現し、

その課題と解決方法を、国民に(複数)提示することではありませんか。

政治と経済が国民生活に関わる最大課題です。

両者は密接にかかわります。

正確に現実と課題を書いて、解決方法を示すのが役割でしょう。

歴史の審判に耐える記事を書いて欲しい、と心から願います。

小池都政に課題がないことはあり得ません。

行政からの情報を提供するためだけなら、訓練したプロ記者は要らないです。

以前こう、天星人語は書きました。

ダブルスタンダード。

もう嫌になるほど聞く言葉です。

これに気づかないほど惨めな状態はないと思います。

日本の新聞社は、私たち国民の知りたい権利には答えられないかもしれない。

米首都で反ネタニヤフ抗議が拡大 ハリス氏は演説を欠席

こんな見出しに踊る新聞があった。

写真もついています。

日本でも国会周辺でよくある、デモの光景です。

しかしです。

その様子を日本の新聞社が国民に伝えることはどれほどあるかというよりも、

ほとんどありません。

ところが、外国のことならば、写真付きで報じます。

副大統領はハリス氏その人です。議会演説の欠席というパフォーマンスと武器供与という実際の行動は、どんな整合性を持つのでしょうか。 ③仮にハリス政権が成立したとき、真っ先に突き付けられるのは、この問題です。ハリス・スマイルを伝えるのもよいですが、外交や安全保障の政策課題を素通りする報道には疑問を禁じえません。

滝田洋一日本経済新聞社 客員編集委員
この記事は、個人の見解を述べる欄です。
「ハリス・スマイルを伝えるのもよいですが、外交や安全保障の政策課題を素通りする報道には疑問を禁じえません」
まさにそうです。
日本の政治課題を素通りせずに伝えてください。
この姿勢を日本の政治報道についても貫いて欲しい、と思うのは私だけでしょうか?
言論自由が生きている米国でなく、中国やロシアのことならどうでしょう。
日本のことは?
事細かく報道しないでしょう。
朝日新聞社政治部記者の炎上事件
つい最近、朝日新聞社政治部記者のXが炎上しました。
これに対し、元朝日新聞記者からの投稿がありました。
こちらは日刊ゲンダイが書いています。
わたしも、この今野記者の書き方には驚きました。
政治部記者は、どの社もこんなレベルなんでしょうか?
最近は、そうも思えるんです。
不偏不党と中立に意識が縛られているのではないですか。
問題は何か?
その原因は?
応急と根本的な解決方法を提示する。
課題解決なんですよ、大事なのは。
それを忘れた企業は衰退あるのみです。

ある時期を超えるとただ、政府の情報を、無批判に流すだけになり、嘘ばかりを流すことになるんですよ。
これは、常識ではありませんか。

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