てぬぐいかまって!

ケロヨンのてぬぐいコレクション

きりっぱ!

2009年11月10日 | お勉強
そもそもなぜ 手拭いは端が切りっぱなしなのか
それはケロの至福の時間のため
なんて もちろんうそです
私もその理由は 約1年半前には知らなかったので
しっかり調べた経験があります





まず 作っている状態では 反物のように長~いものです
昔はそれを そのまま持って売りに出ていた
そのため いちいち縫ったりしないでその場で切って売ってしまう という説
もしかしたら 普通に2倍、3倍の長さでも売っていたかも?


それから 切りっぱなしのおかげで 乾きが早く
汚れやホコリがたまらなくて衛生的
日本の風土には向いていますね
いや 本当に乾くのは早いですよ
ギュッと絞って パンッてのばして干しておけば
15分もすりゃぁ 乾くですよ


あとは 縫い目がないと結んだり縦に裂いたりが とってもしやすいですな
ペットボトルホルダーなんかにする時は
縫い目がないからできるんだなって感じますし
例えばよく時代劇なんかで
娘さんの下駄の鼻緒が切れてしまって
「困ったわ」
なんてぇ時に
通りかかった若い衆が 自分の手拭いを歯で裂いて
ささっと鼻緒にすげかえて
「さ これで」
「まあ ありがとう」
なんて結果 恋におちる
なんてのがありますね あるのか?
あれも 端が縫われていたら 若い衆だってそう簡単に裂いたりできませんから




今回はかまわぬさんのサイトを参考にさせていただきました




どの説も本当だと思いますけれど
どっちにしても 江戸時代にはそうとう生活に密着したアイテムだったのでしょうね
ということは
綿織物がずいぶんと手に入りやすくなっていた
ということです
庶民にとって 綿は ずっとずっと長いこと 縁がなかったのですから



次回のお勉強は
綿織物についてにしようかな






そう ケロ弁の翌日はちょっとまじめモードになってみるの







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