話は変わりますが

ギターやゴルフを趣味にのんびり暮らしています。ド田舎でのなんてことない日々を綴っています。

No,3153『良いんじゃないか』

2022年02月24日 | 思想・雑感

アクセス頂きありがとうございます。

昨年、法事でお寺に家族で行った際のこと。
読経の後、住職からご先祖様についてお話を頂きました。
小学校3年生のうちの長男に向けて、
『あなたにはお父さんお母さんがいる。そのお父さんお母さんにもそれぞれお父さんお母さんがいる。
10代遡ると1,024人。20代遡ると100万人以上という凄い数のご先祖様がいらっしゃる。とんでもない数の命のリレーが、今あなたの番にきているんだよ。』
と言う様な分かりやすいお話をして下さった。

そしてその夜長男からこんな問いが。
『なんで住職さんは、真央や要太もいたのに僕にだけあの話をしたんだろう?兄弟みんな同じ子供なのに、不思議だなと思った』
と。

ここで本来、というか、一般的には
「長男が代表として聞くべき話だから」という説明をすれば終わるのかなと思った。
第一、自分は長男に話しかけられていることが至極当然のこととして、普通に流していた。

しかし、説法中、あの時長男が違和感を覚えていたという事実。

一応の、日本の一般常識をさらっと説明はしたけれど、長男が感じた違和感はよく考えてみれば自然なことであり、それをあえて認識改めさせることを僕はしなかった。
そういう疑問を投げかけてくれたことがなんだか嬉しくもあった。

長男も長女も次男も、みんな同じお父さんお母さんから生まれた大切な子供だし、家の代表的な思いを持たせなくても別に良いんじゃないか、と個人的には思う。

自覚が芽生えるなら、勿論それはそれで、別に良いんじゃないか。

話は変わりますが、次男の卒園前に歌いに行けることになりそう…よしよし。

終わり。