AFCワイルドカード、コルツ-ジェッツは、残り3秒からのFGで逆転勝利が決まるという接戦だった。残念ながら蹴ったのはアラン・ビナチエリではなく、ニック・フォーク。ジェッツの勝利だった。
G+蛯原哲アナが「スーパーボウルへ飛んでいきました」と叫んだのは、53秒残りでビナチエリが50ヤードの逆転FGを決めた時だった。さすが氷の神経を持つ男。だけど「スーパーボウル」はまだ先だぜと、テレビじじいは思いつつ、コルツの勝利を確信した。
解説の松本直人さんがこの後のキックオフで「奥に蹴りこまないほうがいい」といっているのに、パトリック・マカフィのキックはジェッツのゴール前まで飛び、アントニオ・クロマティが自陣46ヤードまでリターンした。残り45秒、タイムアウト2回の条件で、逆転のドライブが始まった。それでフォークの32ヤードFGとなった。
ビナチエリ信者のテレビじじいの思うとおりの試合展開だったのに、コルツは敗退した。信心が足りなかったかな。