テレビじじいの観戦日記

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全米カレッジフットボール王者にオーバーン大

2011-01-11 15:37:09 | NFL
米カレッジフットボールのBCSチャンピオンシップを見た。オーバーン大がオレゴン大を残り2秒からの決勝フィールドゴールで破る面白い試合だった。

オーバーンにつきがあった。ゴール前1ヤードで第4ダウンギャンブル失敗。FGなら3点のはずが0点。ところがオレゴンは自陣すぐ前からの攻撃になる。オーバーンはセーフティーに追い込んだ。2点。しかもオーバーンに攻撃権がまわる。それをタッチダウンに結びつけてキック成功7点。

FGの3点と比べて、第4ダウンギャンブル失敗で6点もうかった感じがした。

同点に追いつかれたオーバーン。RBマイケル・ダイアーがボールを持つ。タックルされて相手の上をはうようにして立ち上がった。これでダウンと思ったか、ダイアーもディフェンダーも止まった。ところがホイッスルはない。「ゴー、ゴー」と言われたようで、ダイアーは走り出し、37ヤードのゲインで相手陣23ヤードへ。オフィシャルリプレーでも先のダウンはなかったと認められて、いつでも勝ち越し決勝FGが狙える状態に。ダイアーはさらにタッチダウンと審判の両手が上がるランを見せた。またオフィシャルリプレー。今度はゴール寸前ダウンしている、と判定がひっくり返ったが、残り2秒からのやさしいFGが成功した。

QBキャム・ニュートンは、インタビューに「半年前、オーバーンが全米チャンピオンになるとは誰も思っていなかったろう」と答えていた。選手勧誘絡みの父親の不祥事から立ち直ってハイズマン賞を受賞し、この日の勝利。大柄で、相手を跳ね返すランを見せるQBもツキを持っている。