石川遼はどうしたかなとのぞいてみた米男子ゴルフファーマーズ・インシュアランス・オープン最終日、NHK放送席が「大逆転優勝!」と叫ぶ事件を目撃することになった。
最終ホール、2位のブラント・スネデガーはホールアウトしていて3打差。ワイヤ・トゥ・ワイヤの逃げ切り勝ちは何年ぶりとか画面に出て、カイル・スタンリーの初優勝は既定の事実ムードだった。
ところが。
パー5の第3打は、ホールの向こう側に落ちた球が、強烈なバックスピンでホールの方へ戻ってきて止まらずにコロコロ。さらに手前の池の方にコロコロ。止まりそうで止まらない。ああ、落ちたあ。
ドロップして打ちなおした。これが5打目とカウントされる。遠いがグリーンにのった。あと2パットで入れれば、ダブルボギーで優勝だ。ここでも放送席は「スタンリーはずうっと3パットをしていない(具体的な回数をいっていたが忘れてしまった)」と、まだ大丈夫ムード。ボギーパットで1メートルほど残し、入れば優勝のパットも外した。戻しのパット、大丈夫かいなという距離だったが、これは入ってプレーオフに。
その2ホール目、旗竿でどちらが近いか測るほど同じような長さを残してバーディーパットとなり、先に打ったスネデガーが入れて、スタンリーは外した。
プレッシャーから信じられないプレーを連発して、優勝を逃すのは、ゴルフの世界では珍しくないのだろう。でもこれほどの大逆転を生中継で見たのは、テレビじじいは初めてだ。
最終ホール、2位のブラント・スネデガーはホールアウトしていて3打差。ワイヤ・トゥ・ワイヤの逃げ切り勝ちは何年ぶりとか画面に出て、カイル・スタンリーの初優勝は既定の事実ムードだった。
ところが。
パー5の第3打は、ホールの向こう側に落ちた球が、強烈なバックスピンでホールの方へ戻ってきて止まらずにコロコロ。さらに手前の池の方にコロコロ。止まりそうで止まらない。ああ、落ちたあ。
ドロップして打ちなおした。これが5打目とカウントされる。遠いがグリーンにのった。あと2パットで入れれば、ダブルボギーで優勝だ。ここでも放送席は「スタンリーはずうっと3パットをしていない(具体的な回数をいっていたが忘れてしまった)」と、まだ大丈夫ムード。ボギーパットで1メートルほど残し、入れば優勝のパットも外した。戻しのパット、大丈夫かいなという距離だったが、これは入ってプレーオフに。
その2ホール目、旗竿でどちらが近いか測るほど同じような長さを残してバーディーパットとなり、先に打ったスネデガーが入れて、スタンリーは外した。
プレッシャーから信じられないプレーを連発して、優勝を逃すのは、ゴルフの世界では珍しくないのだろう。でもこれほどの大逆転を生中継で見たのは、テレビじじいは初めてだ。