高雄市三民區にある三鳳宮は、一年中赤い提灯が点灯している道教寺院です。
約300年前の清朝時代に創建した三鳳宮は、中壇元帥(台湾では太子爺と呼ぶ)を本尊とした道教寺院です。1971年に現在の場所である河北二路へ移転してきました。
建物は宮殿のように豪華な造りかつ、築50年ほどのレトロビルのいいところが詰まっています!!後ろにあるのは近代的な高層ビルです。
ゆるキャラっぽい神様が迎えてくれます。
石段を登って、やっと内部が見えました。赤提灯がたくさんみえてテンションがあがります!
お祭りでこんなに灯っているのではなく、ここは一年中これです。
同じ時期(2月初旬)の他の道教寺院は、旧正月に向けて特別にランタンを灯したりして参拝客が多かったのですが、ここは平常運転で空いていました。
中の装飾も凝りに凝っていてどこから見ていいのかわかりません。こういう窓や扉の細工はみんな好きなやつですよね。
休憩所は夜なので電気も消えて無人でしたが、中華レトロで味がありました。
ここは三階まであって、上から赤提灯を眺めることができます。階段がまたかっこいい。
これは三階から。↓
これは2階から。↓
赤提灯が近いので迫力があるし、建物に囲まれている感じも出るので二階からのほうがお勧めです。
上階にも色々な神様が祀られています。とにかく金ぴかで眩しかったです。
廊下がまた渋くて。
建物の中にも鉄窓花(面格子)があったりして、見るのに忙しい・・・。
この花ブロックと卍に組んだ豆タイル!
かわいい!!
実は隣に古そうな団地があって、雰囲気抜群だったのでこれも撮りました。廟が高い位置にあるので撮影に最適でした。
夜だと提灯は映えるし、建物の雰囲気は良かったけど、細かいところとか分かりづらかったので、昼間に再訪したいです。訪問した方のblogを読むと、むちゃくちゃおもてなしされてました。私はマイペースで建物を見たいので、おもてなしが苦手。。迷うところです。
中壇元帥の生誕日である旧暦9月9日は生誕を祝うためのお祭りが開催されます。各地から三太子に扮した人たちが来て昼夜を問わずパフォーマンスが繰り広げられ、台湾では最も華やかで賑やかな祭りと言われているそうなので、この時期に行くのもいいですね。
ビルをじっくり見たい方は、むしろこの時期は外しましょう!
三鳳宮のすぐ近くに三民市場というローカル夜市があったので、レモン愛玉を食べました。歩き疲れた体にさっぱりしたレモンが美味しかったです!
◆三鳳宮(高雄市三民區河北二路134號)
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