意思による楽観のための読書日記

花妖譚 司馬遼太郎 ***

司馬遼太郎が福田定一時代に書いていた短編を「花」を切り口に集めた短編集。自分に恋したナルキソスは水仙、播磨は三木城に立てこもった別所長治はチューリップ、黒いボタンの蒲松齢、芥子の花を虞美人草と呼んだ話、沈丁花の匂いに惚れた子青、役小角の睡蓮、北朝のスパイだった菊の典侍、催眠術で病を治した塩売長治郎の花椿、無敵のアブル・アリ、10日間で1万キロを走った男の話、蒙古桜。すべて未生流家元の発行する雑誌への連載であったという、粋な短編集である。
花妖譚 (文春文庫)

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