殆どが大阪弁の対談集であり、昭和53年に芥川賞を受賞、そしてしばらくは結核で療養、執筆活動を再開した宮本輝は錦繍、優駿、青が散る、海岸列車、愉楽の園などを書く。 対談相手は大阪人が多い、田辺聖子、桂三枝、中上健次、精神科医の高山直子、織田正吉、松本健一、水上勉、森南海子、それぞれの対談相手との距離感の違いが面白い。 読書日記 ブログランキングへ