意思による楽観のための読書日記

チーム・バチスタの栄光 海堂尊 ****

東城大学医学部付属病院は、米国の心臓専門病院から心臓移植の権威、桐生恭一を臓器制御外科助教授として招聘した。彼が構築した外科チームは、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門の、通称“チーム・バチスタ”として、成功率100% として勇名を轟かせている。肥大心臓を切り取り小さく作り直す、技術は難しくリスクも高いバチスタ手術。臓器外科のエース桐生はバチスタの権威、しかし最近三 手術立て続けに失敗。原因不明の術中死とメディアの注目に危機感を抱いた病院長高階は、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者田口に内部調査を依頼。壊滅寸前の大学病院の現状。医療現場の危機的状況。そしてチーム・バチスタ 内メンバー同士の相克。医療過誤か、殺人か。手術者や看護師など多くの目で監視されている中でどのようにしくまれていたのか。 ミステリー小説として上出来の一冊、 映画化もされたサスペンス、おすすめします。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

↓↓↓2008年1月から読んだ本について書いています。

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